仕事でも何でも、一番たいせつなポイントは「力のかけどころ」ではなく「抜きどころ」を心得ることです

「今度こういうことに取り組むんですよ。」「そうか、がんばってね。」
「来週、試験なんだ。」「おお、がんばれ!」

こういう会話は、日本語を話すひとであれば、誰でも一度は交わしたことがあるでしょう。

一見、何でもない中身に聞こえますが、実は、ここに大きな落とし穴が隠されています。

それは「がんばれ」という言葉。

新しいことに取り組もうとしている、あるいは、試験を控えている人に対して、「がんばれ」と声をかけるのにどこも悪いことなどありません。単純に応援の気持ちを表現しているに過ぎないのですから、言われた方も、(ああ、応援されたし、よし、結果を出そう!)と思うことでしょう。

だけど、実際に取り組んでいる本人は、がんばるという意味の本質を勘違いしてしまうことが頻繁にあるようです。
「がんばる」というのは「ガムシャラになって、何が何でも食らいついて、結果を出してやる~!」という風にするものだと思い込んでいて、実際そうやって「がんばっちゃう」人が、いつまでも後を絶ちません。
イメージで想像するだけでもしんどいし、暑苦しいですね(笑)
しかも持久力が持ちません。持久力が持たないと、途中でアクションを止めてしまいます。そうすると、せっかく今まで積み上げてきたものも水の泡に帰すこともあります。

僕が考える、本来的な意味のがんばる、はもっと違っています。

それは僕自身も、昔は、しんどくて暑苦しいタイプの「がんばり」を実践していて、失敗をくり返し、これじゃない!と確信を得た後、さらに、中国武術(武当式)をやるようになってからは、ますますかつての「がんばり」方は全く逆効果だった、いや、かえって危険だ、ということに気がついたからです。

みんなが勘違いしている「がんばる」は、常に力みつづける動き方です。
これは、自分の足で時速100キロでずっと走り続けようと思うのと同じで、無理です。
途中で疲弊したり、怪我をしたり、あとで回復に要する時間も長くかかります。

僕がやっているのは、力まない動き方で、そこそこの時速30キロでいいから、止まらないように延々と走り続けるのと同じです。使う筋肉がまったく違います。体との対話の仕方も、疲労回復のさせ方も、何もかもが違います。
さあ、もうなんとなくわかってきましたね。

あなたのビジネスライフ、ひいては、人生は長いのです。

そんな長い人生のそこここで、いろんなイベントや事件が発生して、取り組んでいかなくちゃいけないのですから、常に時速100キロで走り続けながら、ガンガンがんばる!なんていうのは、どう考えても無理です。

結果を出そうと思えば、ここぞ!というポイントで力を抜かないと本領が発揮されません。
僕が考える本領とは、つまり才能のことです。才能、はリラックスした、良い集中状態の時に発揮されるものです。
中国武術(武当式)の動きでも、鋼のような筋肉の使い方をしている人は、簡単に負けます。柳のようにしなやかで、相手の動きに息を合わせて、無駄な動きをしない者が勝ちます。

このフレーズ、ビジネスで結果を出して来た方にも、必ず響くものがあると思います。

さあ、どこが力の抜きどころなのか、結果を出せる本当の動き方を、この秋開講する『アントレプレナーシップ講座』で、ぜひ一緒に学びましょう。

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力の抜き方のテクニックのひとつとして、僕は「瞑想」を提唱しています。今週末の六本木ヒルズで、そのすばらしい効果を、実際に、体験してみてください。

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ただむやみに経験を積んでも、まったくの無意味です

大前研一のアタッカーズ・ビジネススクールで担当中の「アントレプレナーシップ講座」で最近扱ったばかりのテーマが「経験のシンクロが、未来を作る」。

過去に経験したことの本質をあぶり出し、そこから深い理解を積み重ねて行く力が高い人ほど、未知の経験が待ち受ける未来にも、柔軟に能力高く対応していけるんです、という話です。平たく言えば。

生きた時間の分だけ、人はさまざまな経験を積んでいきます。
一般的な経験、珍しい経験、地味なもの、派手なものなど、経験にもいろいろあります。そんな中で、ひとは何かと派手だったり、うらやましいような経験の方に目が行きがちで、そういう経験をたくさんした方が良い、という思いもあります。

が、それはただの思い込みで、間違いです。

じゃあ、非日常の珍しい経験ということで、試しにディズニーランドに行ったら深い気づきが得られるのか?と質問したら、違いますよね(笑)。
どこに行っても、深い気づきを得るひともいれば、得ないひともいて、ばらばらです。だから気づきのきっかけはディスニーランドではありません。近所の公園に行っても同じなのです。
つまり、何気ない日常の経験の中で、いかにたくさんの深い気づきが得られるか、という方がはるかに重要です。
目線の細やかさであったり、頭の良さや回転であったり、あるいは余裕であったり、感性や知性、体力を大いに関連する要素で、気づきの深浅は現れます。

あともうひとつ、深い気づきを得るのに重要なのは、学習です。
ここで言う学習とは、机に座って本を読んだり暗記をする類の学習ではなく、体全身を使って学び考える行為のことを指します。
どんな経験をしている最中でも、自分の目線をどこに持って行くかを学んでさらに研究しないといけません。それがいわゆる「訓練」や「修行」と呼ばれるものです。
「修行が足りない!」という言葉がありますが、まさにその言葉通りなんです。
修行が足りないから目線が甘い、経験から引き出せる分析が浅い、だから本質がまだまだ理解しきれていない。
そして、そういうサイクルから脱却しよう!という強い思いも必要です。思いがなければ、一生がダラダラと流れていってしまいます。

先日の講座でも、思わずガツンとカツを入れましたが、教室は一種の修行の場ですから、あそこで講師の僕が吠えておかないと意味がありません。

例えば「冬山で一冬過ごした経験のおかげで、寒さに強くなった」なんて言う程度の経験の分析は、小学生でもできます。さらにそこから100歩くらい踏み込んだところまで分析して、深い気づきを得ることが大切です。

本当に凄いひとは、目の前にあるたった一個の空のコップを見て、道を悟ります。

そういう高みを目指して生きることで、道が自ずと開けてくるのも確かでしょう。

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目標到達したら、それで満足?

理想を現実化するために、私たちは行動を起こします。

例えば、東大に入ることを目標にして、ひたすら勉強に打ち込む。
この場合、東大に入れて初めて満足感が得られます。(と、本人は思い込んでいます。)
勉強に打ち込んでいるあいだ中は、ひたすら「東大に入る」「東大に入る」。寝ても覚めても、東大に入ることしか念頭にありません。

例えば、結婚がしたいとします。
この場合、付き合っている相手のすべてを差し置いて、とにかくプロポーズを心待ちにし、その直後に控えている結婚式のことでも頭がいっぱいになります。だから、プロポーズの言葉を引き出すことができたら、それで満足感が最大値に到達するのです。(と、本人は思い込んでいます。)
そういう実例は、みなさんの周りで見かけはないですか?

例えば、狙っている仕事があるとします。
そういう場合でも同じで、とにかくその仕事やポジションをゲットすることがすべてに最優先されて、それがゲットできた暁にだけ満足感が得られます。(と、本人は思い込んでいます。)

例を挙げれば、キリがありません。
人間の欲望をモチベーションにして起こされた行動すべてに、上に書いたような「○○すれば、満足する!」という思考や感情の傾向は現れやすいのです。

だけど、よく注意して見ると、○○すれば満足感を得られると確信している目標は、もっと引いた目で見ると、ただの通過地点でしかないですよね。
つぎのどこかに行くための、“ただの通過地点”です。
だけど、自分の欲望に一点集中している間は、他のことや全体のことなんて、眼に入らなくなります。

ちゃんと、説明しましょう。
東大に入ることはただの一ステップです。そのあと、卒業もしなくちゃいけないし、自分にあった仕事を見つけなくちゃならない。だけど、ひたすら東大に入ることしか考えて行動してこなかった人間にとって、入ったあとのことはまったく考えていなかったので、存在しないも同然、結果として、思考と感情のブラックアウトが起こります。それは本人のみならず、家族も同様だったりします。自分の子供がとにかく東大に入ることを念頭に暮らしていれば、ようやく入ったことに満足感を得てしまって、そのあとのことはよく分からない、という非常に無責任で幼稚な発想に陥ります。だから、周りも、東大に入った本人を助けてあげることができなくなってしまいます。
そんな風に、完全に燃え尽きて人生の目標を失ってしまった学生が、キャンパスの中にたくさんいます。そこから健康を害したり、果ては自殺を図る若者もいます。デュボワ・メソッドの受講生で、実際に東大の先生がいたので、内実は良く知っています。

結婚も同じです。結婚したあとが、肝心になります。今まで他人だった相手と一緒に暮らさなくてはいけないし、相手の靴下やパンツを洗ったり、生活の一部始終を共にする仲になります。相手が仕事などの都合で、長く遠くに離れてしまうこともあればその現実を受け入れなくてはならないし、家や車、その他もろもろを買うために借金をすることだって出てくるでしょう。
多くの人々は、安全や安心を求めます。そして、結婚もその安全や安心を得るための手段のひとつと考えられる傾向にありますが、同時に、その状況に固定されて、縛られることにもなります。モノの見方次第です。

やった!!狙っていた仕事をゲットしたぞ!!と、なったのは良いものの、同時に多大な責任とプレッシャーが発生して、接待がやたら増えて、出張ばかり・・・という現実も。だけど、このポジションに立つまでは、そんな見方はしなかったしなあ、なんてね。

この話を通じて、みなさんにとってもちょっと考えるヒントになれば嬉しいです。
目標があったり、実現したい情熱を持つのは素晴らしいことです。
だけど、いつも目標到達の“その後”も待っています。
あなたが実現したいプロジェクトが定まったら、その後のことも意識してください。それができない人だからこそ、不幸がやってくるのです。これは、単純な法則の問題です。

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 【速報!】

大評判の、僕の『アントレプレナーシップ講座』が、今年もまた開講されることが決定しました!!!

2014年1月期生の募集中です。

わざわざ、北海道や山口から、飛行機で通学してくる社長さんもいらっしゃるほどで、日本の他のどのビジネススクールでも教えていない、ユニークな内容のため、リピーターが続出中です。

『アントレプレナーシップ講座 紹介記事』

『大前研一のアタッカーズビジネス・スクール』についてのわかりやすい記事

ガイダンスは無料で定期開催しているので、気軽に遊びにきてください。

迷ったら、無料でガイダンスもあるので、ぜひ、活用してみてください。
それでは、講座で会いましょう!

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