勉強にしろ、芸術活動にしろ、スポーツにしろ、
一度はじめるとボクはわりと長続きします。
そんなボクを見て、どうやったら君みたいに続けられるんだ?と
聞かれることがあります。先日も、ちょうど、そういう質問をもらいました。
ここで改めてちょっと考えてみました。
答えは、たぶん、ボクのスタート地点に違いがあるのではないかと思います。
何かを始めたら周囲から応援してもらったり、仲間に手を引っ張って
もらったり、あるいは何かよっぽど大きなモチベーションがないと
たいていの人はひとつのことを続けられないと言います。
(少なくとも、出会った人の大多数はそうでした。)
じゃあ例えば「ああ、食べ過ぎた!お腹が出てきたよ~。何か身体を動かさなきゃ。」
という、よくある話をしましょう。
こういう時に、一番やってはいけないのが、あわててスポーツクラブに入会する、
ということ。
げ、お腹が出てきた!
ボクなら、この事実をじっくりと観察しはじめます。
なんで腹がでてきたのか?
年のせい?
季節のせい?
毎日の生活習慣?
食生活?
うーん。
何を変えたらいいんだろうか?
それよりも、お腹が出ていることで困ることって、そもそもなんだろう?
気持ちの問題?
実際に仕事とかで困る?
体調に影響する?
将来、病気になりやすい?
友人と比べたい?
人前で水着になりにくい?
こんなふうに、自分の気持ちの出どころもあわせて、徹底的に見つめてみて
どんどんそれらしい理由をさぐっていきます。
ボクは、このプロセスが終わらない限り、絶対に、焦って行動に移したりしません。
痩せるのに、どんなことがすごく効果的で、体調にもいい影響を及ぼすか、
など、具体的なことがわかってきら、やっと行動に移します。
どうですか?
難しそうですか?
実は、これだけ徹底的に「太った理由」と「痩せる方法」を研究したからには
行動を起こし始めると、もう簡単にはやめなくなっているんですよ。
自分の行動のスタート地点と、目指しているところがクリアーになるからです。
人によっては、ボクのこういう行動を「まじめだなあ」と後ずさりしてしまったり、
継続そのものがなんだかややこしいことに見えたりするみたいですが、
そんなことないですよ。
ほんとうは、ただ単純なことのくり返しに過ぎないのです。
ほんとうに大事なのは、自分がなんでこれをやろうとしているのか?という
気持ちと理由をはっきりとさせてから動く、というプロセスを大切にすることにあります。
日本語には「安物買いの銭失い」ということわざがありますね?
それとまったく同じです!
焦って行動をしても、いいことなんかありません。
【著書】
『日本人には教えなかった 外国人トップの「すごい仕事術」』(講談社)
『ダメな自分が変わる本』(WAVE出版)


フランソワ デュボワ。
東京在住。
作曲家・マリンバソリストと、キャリア教育の仕事をしています。