目標実現には、決意を堅く、でも柔軟に?!?!

こういう極端に相反する要素を持たなきゃ、という言う言葉をときどき耳にしますが、
こういう言い方は、とても現代的だなと感じています。
何ごとも極端になってしまいがちなみんなの悩みどころを的確にとらえていると感じています。
目標実現といっても、まずはどこに向っていったらいいのかさえもからない、という状態にある人が実は多いと思います。
どこに力を注いだらいいのか、自分のモチベーションがそもそもどこにあるのかもわからずに、
ただひたすら、いつか目の前にモチベーションが彗星のごとく現れることをじっと我慢して待ってみる。

こういう場合、下手に動くのが怖いくて、それでなかなか具体的な
行動に移せないでいつまでも一所に留まってしまう、ということが多いようですね。

一方で、これはもっとマイノリティーになりますが、自信満々に自分の目標に
向ってまっしぐら、というひとも見かけます。
自信満々なので、自分ですべてに納得してしまっていて疑うことをしません。
それこそ「I will never give up!!!」という掛け声とともにね。

でも、それもどうかな?

ボク個人は、それぞれのいいところを取った中庸の道がいいですね。

普段、受講生のみなさんにもよく言っていることですが、
実は「モチベーションとは徐々に作り上げられていくもの」なんです。

でも、どうすれば作れるんだ?!?!と思いましたか?

そうですね。
では、ちょっとここでも公開しましょう。
まずは、手始めに自分の中でわずかでも手ごたえがあるような方向に
行動をとってみます。
何でもいいですよ。
例えば、あるスポーツに興味を持ったとします。
そしたら、まずはそのスポーツについての知識を増やして
どんなものか把握してみようとしますね。
実際にやっているひとに会って話をしてみて
どんなものなのか、自分がやってみたらどれだけ自分に
とってよさそうか、たのしめそうか、合っているか、自分の中の才能が伸びそうか、
などを、いろいろな目線から探ってみようとしますね。
(実際には、もっとざっくばらんに考えるかもしれませんが、
いまは、わかりやすく「きっちり」考える事項を挙げてみました。)

そして、実際に試してみます。(これが一番大切!)

フランスにもいますが、日本でも、まだ始めてもいないのに
いきなり道具だけ一式きっちり揃えてからでないとスポーツを始められないひとがいます。
でも、実際にやってみてぜんぜん気にいらなかったらどうするんでしょうね?(笑)。
順序が逆ですよね。

自分の夢を実現するとなったら、ボクは実は結構慎重派です。
自分の足取りに必ずしも自信があるわけでもないですし、
だからこそ、道がこっちでいいのか、時々風向きを読みながら、
自分の行き先をチェックしながら前に進んでいます。
それに自分の描いた通りのシナリオ通りに行くとも限らないので
よけいに自然に慎重になります。

自分の経験からすると、行動を重ねていくなかでちょっとずつ自分の方向性が
見えてくるもので、その中でさらに時々は、修正したりするための柔軟性を求められます。

また一つのシステム(仕組み)にだけ自分を閉じ込めないことも大切です。
世の中には、多種多様な考え方や、システムが存在しています。
その多様性に目を向けて、自分はいまどういうルールのもとに動いているのか
を常にアンテナをつかって、察知しておける力も大切です。
アンテナが高いところにあると、それによって、よりチャンスを拾い上げる瞬間が
増える可能性もありますしね!

【デュボワ・メソッド・ブログは、毎週金曜日に更新です】

★ お知らせ ★

【デュボワ・メソッド・スクール 3月生募集中!】

【「時代」を駆け「次代」を創る人たちがここにいる:モダンベンチャー】

★ 近著 ★

「とりあえず、ビール!」とあなたのキャリア

日常のちょっとした気づかいの話をしましょう。
例えば、ボクは、お酒の飲み方に気をつけています。

ボクはブルゴーニュ出身で、家族は代々ワイン作りに関わってきた関係から
お酒を好きになる正当な「言い訳」がたくさんあります(笑)。
本当にお酒が好きだからこそ、お酒のいいところも、悪いところも研究しつくして
いると言ってもいいかもしれません。

今日は、こういうボクだからこそ、
気をつけている飲み方を教えましょう。

まず、日中はお酒を飲まないこと。

たくさんの分野にわたって仕事をしているので、
それなりに体力も必要です。
日中にお酒を飲むと消化に体力を消耗してしまうので、
夜までの持久力のことを考えてお酒が入るようなビジネスランチでも、
ボクは避けています。

夜も仕事関係で食事にでかけるチャンスがとても多いので
ここでもちょっとした工夫をしています。

日本の場合、飲みの席につくと「とりあえず、ビール!」という言葉が
必ずといっていいほど、出てきますね。

ボクの場合、身体のコンディションのことが気になるので、
「とりあえず」と言う前に、必ず身体の声を聞きます。
もちろん、よく冷えたビールは、とてもおいしいしボクも大好きです。

でも、寒い冬はカゼをひいたり、余計な病気にかからないために
身体を冷やさないことが大切だから、空のお腹にビールを
いきなり流し込むのに抵抗が生まれます。
だから、自動的な「とりあえず、ビール!」は避けます。

お店によっては、ビールを飲むほうが雰囲気的にもあっている
ときもあるので、そういうときは頑固にならずにビールを頼みます。
では、そういう時はどうしているかというと、乾杯の時に
ちょっとだけ口をつけて、あとは料理が出てくるまで
飲まずに置いておきます。

1日中働いたあとに、空のお腹にお酒を入れて無理な
消化をさせるよりも、まずは食べ物を入れてからの方が
胃にやさしいですよね。

こういう方法なら誰にも迷惑をかけないし、料理の味を
楽しみながら食べることができますね。

それと、さらにもう一つ気をつけていることがあります。
それはお酒の種類を決して混ぜないこと。

最初に食べ物との組み合わせでお酒の種類を決めたら、
最後まで同じものを飲み続けます。

どの医者に聞いても、お酒の種類を混ぜることは身体に良くないと
きっと言いますよ。

お酒を飲んで大いに楽しむのは大好きだけど、
変な飲み方をして余計な代償まで払うのは大嫌いです。

人生は毎日やることでいっぱいです。
そんな毎日の生活で息切れを起こさないためにも、
こういう小さなことをやる・やらないで大きなリターンになって
必ず返ってきます。

このちょっとしたルールは、ぜひ、みんなにもおすすめします。

実は、本当に体力を必要とした時の持久力を発揮する
秘訣は、こういうことです。

あこがれのキャリアをデザインするには、
こういう小さなことの積み重ねが、あなたの行く末を大きく左右します。

【デュボワ・メソッド・ブログは、毎週金曜日に更新です】


★ お知らせ ★

【デュボワ・メソッド・スクール 3月生募集中!】

【「時代」を駆け「次代」を創る人たちがここにいる:モダンベンチャー】

★ 近著 ★

キャリアのシナリオ

はっきりとしたビジョンや目標を持って、意気揚々と前進している時に、
突然、すべての動きが止められてしまうような時があります。

まるで運命の神様が自分に対して怒っているみたいで、
自分ひとりではなす術もなく、絶望と疑いの闇にはまってしまうような時間が、
誰にも訪れることがあります。

でも、こういう時は本当にすべてがダメなんでしょうか?
むしろ、長い目で見たら、運命の神様は自分を応援してくれているのでは?
と、振り返ってみると気がつく出来事がたくさんあります。

25歳頃、パリにある打楽器専門の学校で、重要な教職につく話をもらいました。
校長から担当の時間割を先にもらい、契約書はその後遅れて到着しましたが、
それは事務的によくあることでした。

とにかく、何ひとつおかしな空気はありませんでした。

ところが・・・はじめての授業の日、教室に入ると、ボクと同じ年にパリ市打楽器コンクールで
同じ1位をとった友人が教壇に立っているのです。

一体ここで何をしているんだ?と聞くと、彼こそがクラスの担当だと言うのです。
そして、「お前こそ何をしているんだ?」と。

生徒を前にして激しい口論になった末、憤慨してボクは校長室に飛んで行きました。
「校長はただいま、留守です。」という秘書の言葉に嘘を感じて、
そのままオフィスのドアを開けると、果たして校長がそこにいました。

激昂したボクを見て、「落ち着いてくれ」という言葉と共に、
「あまりにも急なことで、このことを知らせる時間がなかった」とか、
「これには政治的なことが裏で絡んでいる」とか、
「大変に申し訳ない」という言葉が次から次へとボクの耳へ飛び込んできました。

話を把握して、状況の巻き返しが不可能だと悟ったボクは、絶望的な気持ちを
抱えてそのままオフィスを後にしました。
生活のために、この仕事が本当に必要だったので、途方に暮れてしまいました。
このあと、何ヶ月ものあいだ、この裏切り事件で意気消沈してしまい、
おまけに経済的にも窮してしまったことで、物理的にも精神的にも不安定な
日々が続きました。

このショックから立ち直るのに、ほんとうに時間がかかりました。

しかし、今頃になって振り返ると、この事件のおかげもあって、
ソリストになる道が開けたのも事実だ、と考えるようになりました。
安定した月給をもらっていては、決してソリストになるという道は
選ばなかったかもしれないからです。

ソリストになったから、自分の特性と能力を活かしてキャリアを築いてこれたわけだし
充実したプロジェクトに関われてこれました。
今の人生に幸福を感じているのも、元はといえば、この道を進んだからです。

一方、かの「友人」は、今もずっと変わらず同じポストに就いています。
音楽家と言えども、安定した月給が入ってくる職の方が、ボクよりも彼の性分にこそ
あっていたのかもしれません。

フランスのミッテラン元大統領もかつて言っていたように、
「“時間”に真実を語らせる“時間”を持つことも、また、大切だ」と、
言えるかもしれません。

今、生きている人生のシナリオの本当の意図がどこにあるのか?
その真意を探っていくことも、キャリアをデザインをする時の、
大切なアクションだと感じています。

少なくとも、自分の描いたシナリオ通りには運びませんね(笑)。
【デュボワ・メソッド・ブログは、毎週金曜日に更新です】

 

 

 

★ リンク ★

 

【デュボワ・メソッド・スクール 3月生募集中!】

 

【「時代」を駆け「次代」を創る人たちがここにいる:モダンベンチャー】

 

★ 近著 ★