成功をはばむ原因と、成功を促進する原因。
この二つは、実は同じもの、つまり「自分」なんです。
自分の価値感に基づいた「成功」を手に入れて、
幸せを実感している人が、世の中にはたくさんいます。
彼らを観察していてある共通点を見つけました。
それは、既存の知識や、理解の範疇を超えた新しい考えとか行動に
自分をどんどんと合わせていく事ができる、ということなんです。
我々が日々の行動の中で、可能な限り自分の好きに選択して
行動していそうに思いがちですが、実はある程度のお決まりの思考パターンや
理解の範囲、価値観、習慣などの中に閉じ込められていて、
なかなかそれを越えることができないでいるのです。
育ってきた環境や、家庭の躾、学校、会社など所属する組織の中で
どんどんと形成されていくのが、いま、我々が身につけている思考様式です。
そして、なるべくそれに沿って動こうとするのが、成人した我々の生き方なんです。
でもなぜ思考様式に則って動くか?
その理由は、そのほうが楽だから。やりやすいから。(同じ組織に所属している場合、
周りのみんなもだいたい同じような傾向だから、お互いにお互いが分かりやすいというメリットがありますね。)
しかし、ずっと楽だといいのですが、一定の思考様式だけでは現実の壁を目の前にして
限界を持ってしまうこともよくあるのです。
今までの考え、やり方が通用しない!と思うときは
だいたいそれが原因です。
例えば、MBAスクールのような特殊な学校に通うことで、
会社の管理職や経営者、リーダー格の考え方や行動パターンが
身につきますよ、と知識を得たとします。
すると、その学校に大きな期待を持って通い始めます。
あなたは次第に「MBAを取れば・・・○○になれる!」という思考様式に入り込んでいきます。
実際、実務的な知識などを吸収できても、MBA生が将来なろうと思っている職種の多くが
要求する人間的資質までは、さすがに学校の学習だけでは学べませんね。
例えば、たくさんの部下を統率する力(人心掌握、仕事の采配など)、将来のビジョンを描く力
そしてそれを実現する能力であったり。
もちろん、MBAスクールの存在自体はとても高く評価していますが、
万能なところではないという事実を無視してはいけない、と言いたいのです。
そういった個人的は能力を身につけるには、あるいは伸ばすには、
結局、内面の成長をはかることが鍵なんです。
それは学校内だけの学習では足りません。その思考様式を捨てないと次に進めないわけです。
では何をすればいいかというと、自分が今までやらなかったようなことに挑戦してみたり、
新しい視点を持ってみたりすることで、内面は少しずつ成長していきます。
例えば、財務上は申し分のない会社があるとします。
この会社と業務提携したい。
しかし、あなたの直感が何か違和感を伝えようとしているとしましょう。
さて、あなたならどうしますか?
普通なら、ゆるぎない書類上の「数字」を元に分析をして答えをはじき出す、
ということを学校で習ってきていると思います。
しかし、現実には「数字を見るのではなく、直感を使え」という、学校で習ったこととは
違う行動を取ることもまた正しい答えでもあるのです。
つまり、これは習ったことを妄信せずに、自分で学びなおす、という作業です。
上の例え話のような場合、何を自分の判断基準としていくか、がとても大事になってきます。
そして、その判断基準を育てるには、まず多くの経験をして、間違いもして、その原因を
しっかり探って分析して、次の挑戦のネタにする、ことをくり返していくしかないのです。
だから、自分が思う「成功」を目指すのであれば、
自分が学んだ物事の枠を飛び越えて、もっと外に出てみましょう。
今までの学習で身につけてきたことで、大事だな、と思うものはそのままに、
でも、新しいことにも頭と心を閉じないこと。
そうすれば、一生生徒として若い心でいつづけることができますよ!
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