武当山から 5 写真つき

※11月1日から来年2月4日まで、
中国の武当山にこもって
内家拳の修行をしています。

滞在中は、メールを読めないので、メールのかわりに
よかったらお手紙をください。
住所を書いておきます。
(ただし、返信はできませんので、ご了承ください。)

Attention: Francois Du Bois

The Academy of Wudang Taoist Wushu Arts,

Zi Xiao Palace, Wudang Mountain,

Shi Yan City, Hu Bei Province,

China 442714

こんにちは。
マネージャーの木村です。
クリスマスシーズンですね。

今回は、そのクリスマスにあわせて
このブログを読んでくださっているみなさんに
素敵なプレゼントがあります。

なんと、武当山のデュボワの様子が写真で届いたんです!!!

(インターネット動画がふつうの通信手段のいまどき、
昔の通信社みたいなことをしていますね。笑。)

実は、慶応大学の教え子が、先週武当山に写真を撮りに行ってきまして、
その何枚かをこのブログ更新に間に合うように、急いで送ってもらったのです。

もう百聞は一見にしかず。
さっそくアップします。

まずは、練習風景。
うしろに立っているのが、師匠です。

夕日を背にして、山の上で。
絵になります。

私が言うのもなんですが、めちゃくちゃ上達しています。姿勢が違う。

ポージング。
ふざけて撮ったと言ってました(笑)。

室内で書き物中。
日記を毎日つけていると言っています。

そして、最後に迫力ある1枚です。
武術学校のメンバー。

実は、しばらく前のことなのですが、あまりにも師匠からの要求と
練習内容がキツくて
「もう武術なんか、イヤだ!カンフーなんか嫌いだ!!!!辞めてやるーーーーー!」
と音を上げ、暴れたそうです(笑)。

その気持ちは、わかりますけどね・・・。

すると、師匠と指導員が集まってきてくれ、
その日、デュボワを囲んで、いっしょに食事をしたそうです。

そしてその席で
「俺達も、みんな、その道を通ってきたんだ。」
と打ち明けて、励ましてくれたそうです。

剣の達人と呼ばれている青年も
「俺も、剣は本当にダメだったんだ。今でも、正直いって、
達人と呼ばれる資格なんかないと思って、戸惑っているよ。」
と告白してくれたそうです。

その事件以来、デュボワの練習メニューが変わったそうです。

以前は、デュボワの心の中で常に葛藤があり、
「これは何のためにあるんだ?」
「この意味はいったいなんなんだ?」
といちいち考えながら練習をしていたらしく、
しかし、それがかえって自分の心と身体に限界を
設けていたというのです。

それは、師匠ととことん話しあって気づかせてもらったことだと
言っていました。
そして、デュボワが
「先生は、僕をどこまで連れていきたいのか、
明確な方向性があるのですか?」と聞くと
「もちろん!」と即答されたと。

その言葉で、これからはつべこべ考えずに、全てを任せようと
いい意味でのあきらめがついたと言っていました。

蹴りを100回やれ、と言われたらやる。
階段を30往復しろ、と言われたらやる。
休憩と言われたら、休憩する。

そうしたら、何かが楽になったと言っています。
そして、不思議と練習内容も以前よりも緩くなったと。

日本の体育会系のノリですね。

考えたのですが、いくら厳しい音楽の練習をかつてやってきたデュボワでも
師弟関係の中には常にお互いを自律した紳士として扱う、という精神が
存在してのことです。
一方、こういった、体育会系の場合は、ある意味で「自律した個人の無視」に近い。
そういった色の強い稽古をうまく自らの中に取り入れるには、
いろいろと精神的、肉体的な葛藤が生じるものと思います。

いくら、先生からの信頼がある、とわかっていても、です。

なので、本人もいい意味で今まで以上にその場の流れを
受け入れる力がついた、と言っていました。

武術の上達には、精神的なレベルアップが付随してきます。

今回は、そのきっかけになったのではないでしょうか。

この件をきっかけに、もうこれ以上はにっちもさっちも行かない、と思うものでも
どこかに必ず続きの道がある、という事を身を持って体験していると言っています。

いずれにせよ、電話でしか聞いていない内容なので、
私もそれ以上の詳しいことは書けません。

いよいよ、26日から私も武当山に行ってきます。
そして1月5日に戻ります。

それまでは、ブログの更新もいったんお休みです。

それでは、今年もデュボワ・メソッド・ブログをご愛読いただき
ほんとうにありがとうございました。

そして、また来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

山から帰ったら、いろいろとおもしろい話をアップできると思いますので、
ぜひお楽しみに!!!!
【デュボワ・メソッド・ブログは、次回は来年1月8日の更新です】

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『日本人には教えなかった外国人トップのすごい仕事術』

武当山から 4

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こんにちは。
今週も武当山でのデュボワの近況報告の時間がやって参りました。
マネージャーの木村です。

さて、もうすでに先週のことですが、
学校中を襲ったウィルス性の風邪も治まり、相変わらず厳しい修行に
励む本人ですが、先日は、師匠から
「一度、山の中で1週間修行をしてみないか?」と
提案されたらしいのです。

「山の中での修行」という言葉には、実は学校では特別な意味があるらしく
つまり、本当にひたすら山の中で寺の階段の上り下りをくり返し、
逆立ちでも同じことをし、そのあとは片脚飛びで再び階段を上り下りし、
さらに・・・・と、とにかく、山の地形を利用してありとあらゆる、
人が考え付くことができるような厳しい修行を課す練習メニューだそうです。

これを実際にやっている中国人チームがいるらしいのですが、
彼らは本当に寡黙で他の生徒達と話もすることなく、
ただひたすら黙々とメニューをこなしているそうです。

しかし、それを「1週間」と聞いた時には、デュボワ本人も
目玉が飛び出るかと思ったそうです(笑)。
驚いてリアクションを取ったら、
「じゃあ、せめて1日でも?」と。

稽古仲間が「フランソワ、そんなチャンス滅多とないぞ。一度、よく考えてみろ。」
と言ってくれたそうです。
何でも、厳しいかわりに、見込みのある人にしかこの修行は提案しないそうです。

本人としては、嬉しい反面恐ろしいと言っていました。

さて、来週26日から、いよいよ私も陣中見舞いに武当山に行くことになっています。
そして、行ったからには、私も修行をします。

果たしてついていけるのだろうか・・・・。

もの凄く心配です。

それでは、また来週!

【デュボワ・メソッド・ブログは毎週木曜日更新です】

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『日本人には教えなかった外国人トップのすごい仕事術』

武当山から 3

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こんにちは。

今日もマネージャーの木村から、武当山で修行中のデュボワの近況報告をさせて頂きます。

今日は、せっかくなので、武術学校とその山の背景の話をしてみましょう。

デュボワが現在学んでいる武術学校は、武当山で一番古く、
一番ランクの高い厳しい学校として、中国全土でも有名なところだそうです。

もともと、山自体は聖山として30年ほど前まで一般には立ち入り禁止だったそうで、
道教の道士のみがお寺にこもって修行に励む場でした。
それが、中央政府の取り決めで30年前に開山され、
武術学校も一般に門戸を開いたということらしいのです。
なので、この武術学校はお寺に所属します。

武術はもともと宗教の修行者の精神鍛錬の一環として発達してきたものです。
そのため、武当山の学校も道教のお寺に属する施設なのです。
武当山と同じように、中国武術のもう一つの総本山とされているのが、禅寺の少林寺です。
こちらは映画の影響もあり、少林拳が非常に有名ですが、これも座ってばかりの禅僧の身体修行の一環として、
達磨大師がはじめたのが、武術であり、少林拳の起源と言われています。

また、よく誤解されてしまうのですが、少林拳と少林寺拳法とは違います。
後者は日本(四国)発祥のもので、少林拳とはまったく関係のない武術です。

武当山の話に戻りましょう。
現在は、どういった人たちがここで学んでいるかというと、基本的にふつうの学校教育に
武術の厳しい修行が合わさっていると考えてもらえると良いでしょう。
いや、正確には厳しい武術の修行に、学校教育が付属している、
というのが本当かもしれません。

就業年齢に達して子供たちが入学すると、寮生活を送りながら、
毎日朝早くから夜まで武術や学業に勤しみます。
そして、上級生になると、チームを組んで中国全土及び世界中で武術のデモンストレーションをして回り、
武当山派武術のすばらしさを世界に広める活動をしているのです。
その後、卒業すると、指導員として学校にの残るか、培った武術を生かしてどこかに就職をしていきます。

チームは二つあり、ローテーションを組んでツアーをする、という形式でまわっています。

デュボワ自身もこのデモンストレーションを観ることができたそうですが、
それはそれはすばらしいということです。
私も年末に陣中見舞いを兼ねて、武当山に修行に行く予定なのですが、
(大丈夫なんでしょうか!?!?!かなり不安です。実はわたしも太極拳を学んでいます。)
その時にぜひこのデモンストレーションを観るといい、と強く勧められてしまいました(笑)。
何でも、神業とはこういうことか、というのが目の前で繰り広げられるとか。

その神業をいつか自分の身体でもできるようになるために、
いま、毎日のように厳しい稽古に励んでいるのだそうです。

練習メニューは半端でないくらいにキツいですし、コンディションもかなりハードです。
山の中だからリラックスしているだろう、と思ったら、
まったくその逆です。
今は冬なので、外気温-2度以下の世界が当たりまえです。
そんな中でも、いつでも外で練習します。
先週は、学校中の生徒がウィルス性の風邪にかかってしまって、
みなが順番に発熱していったのですが、それでも関係なく
「熱があるなら、外気に当たりながら練習しよう。外で瞑想1時間!」という具合です。

荒治療ですね。

ちなみに、この武術学校には、通常に就業している子供に加えて、
一時的に学びに来た中国人(社会人が多い)や世界中から集まって来た外国人留学生もいます。
デュボワもそのうちの一人ですが、今は冬のために外国人の数も少なく、
かえって真剣に学びに来ている、少数精鋭派だそうです。

ところで、明日、12月12日はデュボワの誕生日です。
師匠も交えて、学校のみんなでお祝いをするそうです。

今年は、特に思い出深い誕生会になりそうですね。

それでは、また次回の更新をお楽しみに!

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