本の言葉はどこから来ている?

いままで出してきている本の中で、
いつも行動の仕方やヒントなどをたくさん書いてきています。

●こうしたらもっと良くなるよ。
●これはしない方がいい。
●それはやったら損だ。
●それは明らかにおかしい。
●それはいいよね、ぜひ、続けてみよう。

という具合に。

誰かが読んで参考になれば、
あるいはデュボワ・メソッドを文章にまとめておけたら
講座にこれない人にも便利、という意図で書いていますが、
自分のために書いているところもあります。

というのも、いい行動も悪い行動も、僕だっていつもいつもできている
わけではありません。人間は完璧ではないので、うっかり間違うことも
多々あります。
だからこそ、誰かの言葉や目線が参考になったり、
抑止力になって自分をいい方向に促すきっかけになるんだと
感じています。

僕は、本来、性格的にかなり怠け者です。
きっとうそだと思うでしょうね。
でも、実際は本当にそうなんです。
自分で自分の尻を叩いたり、背中をうんと押さないと
何もしない人です。
人が思うほど、勇敢ではありません。

実は、来春にも講談社の文芸から出す、ある超大作をいま、準備中です。
中国の武当山での修行の日々を描いたノンフィクションなのですが、
その原稿準備のために、書き溜めた日記を読み返すと、
滞在初期の頃は、自分でも驚くほど、尊大でプライドの高い自分が
そこに現れています。聡明で穏やかに、人の道が何であるのかを一生懸命
示している師匠への反抗心、文句、いろいろと書いています(笑)。

さんざん出版している本では偉そうなことを書いているくせに、
まったく人のことを言えない、情けない自分がそこに確かにあるのです。
それを読み直したときに、当然、愕然としました。

でも、こういうダメな自分から僕の著書のヒントが生まれてきています。

自分が本を書いているときに出てくる
あれやこれやの行動や考え方のヒントは、
すべて自分の情けない姿や失敗、バカバカしさ、身から出た錆を振り返っての
教訓のようなものばかり。

だからこそ、読者のみなさんも、「ああ、デュボワはこんなこと書いてるけど
自分はできてない・・・!」といちいちショックを受けたり
落ち込んだりせずに、ぜひ、応援の言葉のように読んでいただけたら
と思っています。

■自分ができてないことがこれだけある。

■他の人もきっとそうだろうな。

■じゃあ、本に書いておこう。

そういう経緯で、活字になっている言葉ばかりですから。

読者のみなさんは本を手にとった時点で「何かいいこと、書いてあるかな?」
「ヒントは落ちてないかな?」と、探し物をしている頭と心の状態なのですから
その「ヒント」を拾えて、ラッキー、ついてる、うれしい、読んだ甲斐があった、
とポジティブに捉えてくれたら、それだけで儲けもんだと思います。

著者である僕を含めて、ひとつひとつの本を担当してくれる編集者たちも、
本を並べてくれる書店員さんたちも、読者のみなさんも、誰一人
完璧な人はいません。

誰もが、自分の知恵を使ったり、あるいは誰かの知恵を借りたりしながら
いい方向に行けばいいなあ、と希望を胸に生きています。

本はそういうことを手助けしてくれるものだと思っています。

きょうのブログは、いつも、本を読んでくれている読者のみなさんへの
感謝の言葉です。

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では、自分にウソをつき続けない生き方とは?

先週のブログへの反響がとても大きかったので、
今週はそのつづきを話したいと思います。

ブログを読んで「身につまされる思いです」
「自分のことを振り返ってドキっとしました」
と言った人が実に多かったのですが、
僕はみなさんをパニックに陥れるために
書いたわけではないので、どうぞ気を悪くしないでください。

むしろ、何かを考えたり、意識するきっかけになれば
いいと思ったのです。

先週、あげたトピック「自分にウソをつき続けると・・・」
のソリューションの一つになる参考文を、本から引用します。

「何か新しい場面に遭遇したときに重要なのは、自分に正直に
向かうことである。そうすることで、考え方も磨かれ、
立ち居振る舞いも出来上がっていく。」

(『人生を豊かに歩むために大切なこと どうでもいいこと
第3章、セクション12『自分にウソをつき続けると、
「直感的能力」は鈍る』、p91より)

つまり、一番大切なのは、状況を客観的に、事実だけを
正視する力があるかどうか、です。

これにすべてがかかっていると言っても過言ではありません。

分かりやすく言うと、今日の小さなウソは明日の土台を
築き上げると思ってください。

でも、実際に自分にウソをつき続けていることに気づきはじめたり
自覚しはじめると、そんな自分に落ち込んだり、パニックに
なったりします。

今まで棒に振ってきたチャンスを思い返したり、
もうここまで来てしまったから遅いのかも・・・と思ったり。

そういう状態は、水没しようとしている船に似ていると
思ってください。

足元が水浸しになってきた時点で、はっと気がついて
自分の命を守るために、新しい行動に出るか。
あるいは、そのまま絶望してなすがままに呆然と立ち尽くすか。

同じ状況でも、取る行動によってまったく違う結果が
待ち受けていますよね?

どちらの行動を取るのも、十分可能です。
あとは、あなた次第。

人は「おかしいな」「嫌だな」「不満だな」
「もう変えたいな」と言う、受け入れがたい気持ちが生まれて
はじめて、新しい行動に駆り立てられるものです。

だから、受け入れがたい気持ちが自分の中に生まれたら、
それは今までとは違う行動や考え方を身につけるための
良いタイミングと思ってみてください。
実際そうですから。

例えば、自分のパートナーや仕事についての
「おかしいな」「嫌だな」という気持ちが自覚できたら
最初は、大いに揺れ動いて、パニックになるでしょう。
これはいたって普通のリアクションです。
まずはその動揺も受け入れてください。
ここで、また小さなウソを繰り返さないことが大事なポイントです。
せっかくのチャンスですからね。

新しい気持ち、新しい意識を積極的に取り入れようというつもり
前に進んでみましょう。
明日は今日よりも良い日になる、という発想を持ちながら
行動を取ると足取りも良くなりますよ。

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自分にウソをつき続けると、「直感的能力」は鈍る

きょうのブログのタイトルは、
『人生を豊かに歩むために大切なこと どうでもいいこと』
(ダイヤモンド社)の3章12セクション目に出てくるタイトルです。

実はこれ、びっくりするくらい多くの人が気がつかずにやっていることなので
あえて声を大にして言いたいことのひとつです。

<本文より抜粋>

例えば、自分のあまり好きではない曲が流れていたとする。本当は「これ、好きじゃ
ないなぁ」と思っているけれど、その場の空気を読んで「うん、いい曲だと思う」と
言ってしまったとする。
その場の勢いで言ったことだし、その程度のことは大したことではない、と思われる
かもしれないが、違うのだ。
それは、たとえていえば、目の前に「自分は自分にウソをつきました」と書かれた書類があり、そこにサインをして判子を押したのと同じような行動なのである。

<89ページより>

さて、これを読んで、あなたにも心当たりはないですか?
自分へのウソは、社会生活のことや、周囲への迷惑や損害を考えると、最も危険が
小さい、あるいはダメージが小さいもの、と思うでしょう。
確かにそうかもしれません。
しかも、自分にウソをつくのは簡単だし、小さなウソは自分でも見逃してしまう
くらいです。

でも、大河の流れも一滴の雫から、と言います。
要注意なのです。

ある日、はっと気がついて自分のやっていることが全く自分らしくなかったり、
自分の意思とは全く違うところにいたり、そぐわないパートナーが隣にいたりしたら、
それはきっと自分に小さなウソをつき続けていった結果です。

何よりも小さなウソを重ねていくと、やがて大きなウソも堂々とつけるように
なってしまいます。
そして、自分にとって大切な「直感力」がどんどんと落ちていってしまいます。
なぜ「直感力」が大切ななのかというと、詳しくは本に書いてありますが、自分にとって最も大切な価値観や幸福感を実感するためには、この直観力が何よりも重要な役割を果たすからなのです。

良く挙げる例ですが、日本人女性の場合は「結婚」に関するプレッシャーが
非常に大きく、これにまつわるエピソードはたくさんあります。

「自分が選んだ相手はいまいちのような気もするけど・・・・ま、いっか。」
「年も年だから、あんまり贅沢言ってられないし・・。ま、いっか。」
「この人と一生添い遂げる自信は・・・・。えーい、ま、いっか!」
「親のプレッシャーもあるし、そろそろ結婚を決めておかないと、
これ以上の小言は耐えられない。だから・・・ま、いっか・・・。」

良く耳にするこれらのセリフは、実はすべて自分へのウソから出ている言葉だというのが分りますか?
こういうウソを重ねていくと、いつか自分の首を絞めてしまうことになります。
そして、本当に幸せになる能力と直結している「直観力」も、がくんと落ちます。

僕はそういうことの積み重ねで、人は若々しさを失っていくと考えています。
いつしか人生に疲れて、ここぞという時に大事な決断を取って行動をする
力が残っていない、なんてことも待ち受けています。

仕事でもまったく同じことが言えますね。若い時に仕事キャリアをスタートさせます。
そして、徐々に自分にポジションにあぐらをかいたり、まあしようがないかな、
こんなもんかな・・・と、惰性的になってくることがあります。

「いや、そんなことはない。こっちも必死にやってるよ!」と
反論する人もいるでしょう。
たしかにそういう人もたくさんいると思います。

でも、時には受け入れられないようなことがやって来た時に
ほんとうに納得のいく選択肢を自分から探しに行くような
手間を取っていますか?
口で言っただけの行動を、本当に取っていますか?

デュボワは手厳しすぎるなあ、なんて思われたくて書いているわけでは
ありませんが、豊かな人生を手に入れたい!と思えばこその
「大切なこと」はここにある、と心から思っているのです。

今までにたくさんのことを、違うフィールドで経験してきました。

そしてそれらの経験のあちこちで、痛い思いをしながら学んできたことです。

それに、人生は一度きりです。自分へのウソには、くれぐれご用心ください。

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