人生に躍動感を

最近、経営者をテーマにした本を、中華圏(中国、HK、台湾)でも出しました。

仕事柄、もともといろいろなことを観察する習慣があるのですが、
最近は、中国系の経営者との付き合いも多いことから、
彼ら・彼女らを意識的に観察しています。

彼らのほとんどは、創業者であり、世代的にも比較的若手です。
躍動する中国市場に、いかにして自分の城を作るか、日夜、智恵を絞り、
西に東に奔走しながら、事業を作り上げています。
中国市場に見られる躍動的・活動的なエネルギーは、
そういう一人一人の事業者の発するものから来ています。
何度も中国に行っていますが、その度に肌で感じる躍動感は、やはり独特です。

それに対して、日本では何世代にもわたって事業を引き継いできた大企業や、
同業者同士の組織団体の存在が、ひときわ幅を利かせている、成熟しきった市場です。
それらは、積み上げてきた“財”を壊さぬよう、そして、メンバーの意識を
かき乱さぬように動くことに、むしろ意識の矛先が向いてしまっています。
そこには、躍動感などありません。
あるのは、停滞した重たい空気です。

中国の経営者たちの特徴は、我こそは!という意識で動く、“前のめり型”だと
言えるでしょう。一方、日本の多くの経営者の特徴は、ひと言では表現しづらいですね。
あえて表現するならば、“イタイ”姿をさらしていると言っても過言ではないのかもしれません。

どういうことかというと、例えば自分達では、“斬新だ”とか “新しい”とか
“敏速だ”と思った事でも、傍から見ていると“陳腐”で“旧く”て “愚鈍”なものでしかない。
それでも、当事者たちは気がついていない。あるいは、他にどうしたらいいのか、
アイデアが枯渇してしまっている。そんな状態です。

こういう話があります。高校時代は陸上選手としてならしていた中年男性が、
いざ子供の運動会で久々に走ってみたら、足元が絡まって転倒してしまったお父さん。

例え話として有名ですが、今の日本はそれに近いものがあるかもしれません。
自分では速いつもりでも、実際には足腰を長く鍛えていないために、体がついてこない。
イメージだけは完璧なんだけど・・・。

かつてのビジネスパターンで成功や栄光を見てしまうと、

ついつい同じパターンを踏襲してしまうのが、人間の性(さが)です。

しかし、それがいまの市場の動きや消費パターンに合致していなければ、
全く意味がないのです。むしろ、過去の成功体験は邪魔以外の何者でもない。
だから、例え良い話でも過去の経験は、一旦、忘れることもいとわない勇気が必要です。
(それと、過去の経験から智恵をつけることと、経験に固執することは、
似て非なるものです。これも注意が必要です。これは、また別の時にでも話をしましょう。)

日本全体を覆っている重たい空気や疲弊感は、そういった過去の成功体験から生まれた負の部分だと感じています。

でも、幸いなことに、こうした負の部分に飲み込まれ、流されないように、
日本でも日夜、新たな事業を創造しようとしている人がたくさんいます。

停滞しているからこそ、新しいことをしよう、何かを生み出そう、チャレンジしよう、
このままじゃヤバイ!と感じて積極的に動いている人が、たくさんいます。

この秋、大前研一の「アタッカーズ・ビジネススクール」で、アントレプレナーシップの講座を受け持ちます。「いつか事業を創造しよう」と思っている人はもちろん、「事業をするつもりはないけど、とりあえず、どういうものか知っておきたい」、あるいは「元気な空気を取り入れたい!」というに人も、ぜひ、オススメです。

■大前研一の「アタッカーズ・ビジネススクール」

『アントレプレナーシップ講座』2012年10月2日開講■

迷っている人には、この講座の「前座」(?!)のような特別講座もあります。
ABSも積極的にプロモーションしている、特別価格です。

■『周囲が思わず賛同したくなるビジョンメイキングと、自己軸の創り方~意識と行動が、思いを叶える』2012年9月4日開講■

“アントレプレナーシップ”は、僕が大好きなトピックのひとつなので、
個人的にも、すごく楽しみにしている講座たちです。

ぜひ、ご参加ください。

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WIMAの夏のプチ合宿の参加者は、人気のため定員枠を広げましたが、もうまもなく、しめ切ります。お急ぎください。

[夏休み特別企画!]

誰でも参加できる、太極拳と気功のプチ合宿です。

週末を利用して、1泊2日、御岳山でのんびりやりましょう。

親子、友達、初心者同士、お誘い合わせのうえ、気軽に遊びにきてください。

お待ちしています。

詳しくは、下記、チラシをクリックしてみてください。

 

 

[新刊] 

太極拳が教えてくれた人生の宝物-中国・武当山90日間修行の記

(講談社文庫)


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■ライフとキャリア のことなら

『デュボワ・メソッ ド・スクール』

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『WIMA:武当式太極拳・気功教室』

 

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【デュボワ・メソッド・ブログは、毎週木or金曜日更新】

夏の武当山の写真

こんばんは。

東京に戻ってきました。

今回の武当山での修行の様子と、夏の山の美しい写真をアップします。

とくに、1つ目のアルバム「カンフーマスターと山の中を散歩」が、すごくかっこいいです。

存分に、雰囲気を楽しんでください。

カンフーマスターと山の中を散歩
http://www.flickr.com/x/t/0096009/gp/dproject/vXHY26/

■南岩のホテルの様子
http://www.flickr.com/x/t/0095009/gp/dproject/K4sn8H/

■南岩の学校の様子(ホテルの一部を、明月師父の分校にしています)
http://www.flickr.com/x/t/0095009/gp/dproject/i8945M/

■南岩村の様子
http://www.flickr.com/x/t/0094009/gp/dproject/5dP02N/

■夏の武当山の様子
http://www.flickr.com/x/t/0095009/gp/dproject/Xi6Bq6/

■紫霄宮と近辺のおなじみの人々
http://www.flickr.com/x/t/0099009/gp/dproject/240VFv/

■飛行機から撮った空の写真
http://www.flickr.com/x/t/0090009/gp/dproject/qKS019/

↑ 特撮じゃないですよ(笑)

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“憧れの地”という意識が生む危うさ

今週も、武当山からお届けしています。

きょうは、武当山に来て感じることを率直に書いてみたいと思います。というのは、その感じたことの中に、どこの世界にも通じる普遍的な事があると感じているからです。

ご存知の方も多いように、ここは内家拳武術をたしなむ者や、世界中のカンフーファン、道教を知る者にとっては伝説の山で、聖地です。
世界遺産であり、中国の歴代の皇帝が競って建築した立派な道観(道教のお寺)が数多く存在し、山の中を散策していると、中国の歴史の雄大さ、力強さや財力などなど、いろいろなことを感じることができる、素晴らしいところです。
中国の伝統的な衣装である漢服を身にまとい、長い髪を高く結い上げた道士たちが、黙々と修行に励んでいる姿は、さながら時代劇の世界に迷い込んだかのような錯覚を起こす光景です。
山そのものは、標高は高くはないものの、たくさんの連峰がはるか向こうまで連なっていて、良い気に溢れているのを直に感じることができます。

それらすべての要素がうまく絡み合い、神秘的で厳かな雰囲気を醸し出すことで、武当山は世界中からたくさんの観光客や修行者を惹きつけつづけています。

しかし。

ここに来る多くの人々は、当たり前ですが、一種の「憧れ」や「期待」「特定のイメージ」を抱えて来ます。
わかりやすい言葉にすると「ついにやって来たぞ、憧れの地、武当山!!!」
「やっぱり、ここは他の山とは、何かが違うなあ~!」
「ここで修行をしたら、きっとすばらしい成果を挙げるに違いない!」
と言った感じでしょうか。
僕も、一番最初に武当山についた時は少しそういう感覚があったので、その感覚を持つことを真っ向から否定はしません。人間ですからね。ただ、そういった憧れの感覚は、不要なフィルターをかけてしまい、人の目を盲目にしてしまう可能性がある、と思うのです。その危うさを感じたら、自分の目で見たもの、足を運んで感じた率直な感覚を、むしろ大切にしたほうが良いと思うのです。憧れは捨ててください。夢も見ないでください。
(ちょうど、付き合いたての恋人同士は、互いに盲目になっている感じに似ているかもしれません。時間が経てば、よりフェアな目線で相手を見ることができるでしょう。)

率直に言うと、武当山そのものはたしかに素晴らしい“場所”ではあるけれども、ここの住人(村人)や道士、あるいは武術の師匠たちには、立派な人もいれば、ナンダコイツ?と人間性を疑いたくなるような人もたくさんいます。どこの社会とも変わり栄えはしない、至って普通の“構成人員”です。
普通に考えても、山に入ったらみんな聖人になるはずがないですよね。それらを正面から見据えずに、「やっぱり、ここは違うな」と自分に言い聞かせることは危険なのです。現地に行ってまで、お前はいったい何をしてきたんだ?になりかねません。

これは、どこの世界に行っても普遍的なここだと思います。予定していたことよりも、実際に起こっていることを見据える。「そんなはずじゃなかった」といっても、それはあなたの頭の中での「はず」であり、事実はあなたに都合のように曲がってはくれません(笑)

それよりも、あなたを待ち構えている目の前の“冒険”に乗ってみてください。思わぬハプニングがあれば、その流れに沿ってみてください。
ただし、自分が大切にしている軸がぶれるようなことだけは避けて、どんな状況にも柔軟に、どこからやって来られても、心の目がそちらにきちんと向くように。

それが例えば、武当山であれば、修行で成果を手にする秘訣かもしれませんし、仕事においても同じことが言えるでしょう。仕事だけではありません。毎日の生活そのものにだって、まったく同じことが言えます。

憧れや夢は、悪くはないけれど、頑固に固執すると何の役にも立ちません。

[夏休み特別企画!]

毎年、夏に行っている太極拳・気功の合宿の参加者募集を

開始しました!

今年は、いつもお世話になっている宿の「古民家の離れ」が完成しているので、

そこでみんなで花火を持ち寄って遊べます。

楽しみですね!

誰でも参加できます。親子、友達、初心者同士、お誘い合わせのうえ、

気軽に遊びにきてください。

お待ちしています。

詳しくは、下記、チラシをクリックしてみてください。

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