賢い体: 冬には、冬の過ごし方を

先週の中国黄山も寒かったですが、日本に戻ってきてから、
いよいよ、本格的な冬に向かって気温が下がってきましたね。

この季節、特に日本の飲食店で、いつも気になることがあります。
ほとんどのお店は、寒い真冬でも、氷入りの水を出します。

習慣としてそういうものだ、と思っているとついつい何も意識せずに
飲んでしまいますが、寒いのに氷水を出す、というのは、
実は体にとって非常に悪いことです。

それはそうですね。

仕組みを説明すると、簡単です。
冬は外気が寒いので、体の中から熱が逃げてしまわないように、
体は熱をできるだけ溜め込みます。
(逆に、夏は体の外に熱を逃がそうとします。)

せっかく、体の内側を暖かくしようと体が頑張っているのに、
お腹に冷たいものを入れたら、当然、冷えてしまいます。

それをくり返していると、体の中を暖める機能が弱ってきて
しまいます。
そして、風邪を引いたり、その他の病気のもとを
引き寄せる原因になるのですね。

ふだんの自分の行動を、ちょっとだけ意識をするのと、
しないのとでは、その後の体のあり方が大きく変わってきます。
なぜなら、ちょっとしたことでも、それが毎日積み重なっていきますからね。

それから、体の内側を暖めようとすると、インナーマッスルは
柔らかくなります。
だから、筋肉は、夏よりも冬の方が実は柔らかいのです。

だけど、忙しい、考えるヒマがない、と言って日々のそういった
ちょっとしたことを疎かにすると、いつか足元からすくわれます。
つまり、せっかく自分の味方をしてくれている賢い体が
あなたに向かって怒りだすのです。

自分のことを、まずはきちんと面倒を見る。
それができないと、他人の面倒なんて見れません。
さらに、ひとのお世話をしている最中に、あなたが倒れたら
お世話されているひとも、さらに困ってしまいます。
いわゆる、共倒れ、というやつです。

とりあえず、この冬は、お店にはいったら氷水を飲まないことから、ですね。
ちなみに、夏も、暑さにかまけて冷たいものを飲むのは厳禁です。

今週末は、御岳山に秋の太極拳合宿に出かけてきます!
紅葉のきれいな時期ですね。
温かい格好で、野山の空気を吸いながら英気を養ってきます。

では、みなさんも、良い週末を。

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コーチ・講師とは、できるだけの下準備をする人

安徽省黄山市で3日間にわたって開催された、第5回世界伝統武術大会から戻ってきました。
ほんとうに、素晴らしい成績を修めることができました!

くわしい結果は、以下のとおりです:

【大会1日目】

午前 太極拳C組 『銅メダル』=山中理恵、丹羽麻裕、 4位=木村彩

午後 太極扇D組 『銅メダル』=石井まゆみ

【大会2日目】

午前 太極剣C組 『銅メダル』=木村彩、 4位=山中理恵

午後 太極拳D組 『銅メダル』=石井まゆみ、和田留美子、 4位=平井恵美

【大会3日目】

午後 集団演武 『銅メダル』=WIMA6人(山中理恵、平井恵美、石井まゆみ、和田留美子、丹羽麻裕、木村彩)

(※C組、D組は年齢別のカテゴリーのこと。)

合計すると、WIMA(6人)は銅メダル7個を獲得しました!

比較のために他国の成績を挙げると、 31人参加したフランス代表団は、獲得メダル9個(銀1、銅8)でした。

ということは、WIMA単独チームだけでメダル7個獲得は、一国の代表団のメダル獲得数に迫る勢いということですね!

今回、コーチという立場について、いろいろと考えさせられました。
というのも、前回2010年に参加した際は、全員が世界大会
という桧舞台に初挑戦をして、右も左も分からないまま、
覚悟だけを胸に飛び込んだ結果、金・銀・銅メダルを獲って
帰ってこれました。

もちろん、そのときも僕がコーチで、武術の世界大会の
参加は初だったのですが、もともと音楽家として
音楽コンクールへの出場経験や、審査員も何度も
経験済みのため、それらの経験を元に応用して、
選手を引っ張って行った背景があります。

今回は、前回のメダリストに混じり、
太極拳をはじめて1年足らずの新人も含めた、
年齢も経験も、舞台度胸もバラバラの選手6人を
引き連れての大会でした。

それぞれがバラバラの人間を、コーチとして導くには、
それなりの方法があります。

まず、だいたいイメージまではできるけど、
やっぱり最終的にはその場に立ってみないと分からない、
という漠然とした「不安」を伴うのが大会本番です。

しかも、試合本番は、絶対と言っていいほど、
予測を上回るプレッシャーや、歓迎したくない環境が揃っています。
人間は、プレッシャーや嫌な状況に立たされると萎縮するようにできています。
そこをどうやって、なるべく萎縮する時間を短くしてあげられるか?を
見つけて対処するのがコーチとしての役割の一つだと考えています。

萎縮しやすい状況例を、今回の実際にあったケースで挙げてみましょう。

選手控え室での他国の選手のノイズ
(特にラテン系の国の気合の入れ方が、やかましい!
こちらが精神統一しづらい。笑。)、
他国の選手の「私はこれだけできるのよ」的な、
ちょっと脅しめいたウォーミングアップ、
とにかく忍耐力と体力が試される長い長い待ち時間、
気温差、ウォーミングアップを何度もゆっくりと繰り返さなくてはならない状況、
出番が終わった選手たちが対照的な空気をまとっている様子、
アリーナのカーぺットが予想以上に柔らかくて足が沈むこと、
審査員の席が異様に威圧的、
他国の観客の応援の大騒音、
カーペットに2人ずつ上がると聞いていたのに
実際は4人に増えていた、
本番中自分の行く手に他国の選手がいて進路が塞がれた、
などなど、嫌な要素や不測の事態は、数えると本当にキリがありません。

舞台経験数に関係なく、選手ひとりひとりが、そういった
「予測しなかったこと」「嫌なこと」に遭遇しても、
萎縮したり、自分を見失っても、それでも本番では大丈夫な状態、
ふだんの実力を出せる状態、に持っていくことが肝腎です。

本番直前まで素晴らしいパフォーマンスができても、
いざアリーナに立ったとたん、ぐちゃぐちゃになってしまっては、
全く意味がありません。

さらに、不測の事態は、僕にだって予測できません。
不測、ですからね。

コツは、選手本人が不測の事態に陥っても、すぐにそこから
自分の実力を引き出すだけの心身の状態に引き戻すだけの
「何か」を身につけておくことです。
選手にその「何か」を身に つけてもらうには、コーチを信頼して
食らいついていくような特訓を繰り返すことがもちろん必要です。

魔法のように一発で効くコツを、僕が伝授することはありません。そんなものは無いですからね。

また、コーチはひとりひとりの性格の違いを見越して、
コミュニケーションを取っていくことも必須になります。

ある選手は叱咤激励をするのがベストだったり、
ある選手は何も言わないのがベストだったり。
独りにしておくのがベストだったり、
ずっと横にいるのがベストだったり。

コーチの仕事がきちんと成立するには、
選手がまず独立した意志を持っていることが前提だと考えています。

「私は○○を目指したい」という意志が選手本人にあること。

それがあってはじめて、コーチは「それならば、こういう方法で育てよう、鍛えよう」
と応えることができるからです。

勝手に「お前はここに行くんだ」と、押し付けられません。

ビジネスの世界でも同じかもしれません。

実は、いま、アタッカーズビジネススクールで、
「アントレプレナーシップ講座」をやっているのですが、受講生は、それぞれに夢を胸に、意志を持って、クラスに臨んでいます。
でも、ここに来て、一気に自信喪失の「泥沼」にハマっている人が続出中です。
それで、たいへん結構です。

なぜなら、このクラスの中でいくら優秀な発表やパフォーマンスが
できても、まったく意味がないからです。

クラスルームは、あくまでも、仮想の世界です。

むしろ、いま、仮想の世界であるクラス内で思い切り自信喪失をしておいて
頂いた方が、授業に出ている甲斐があると考えています。

自信喪失したところから、どうやって自力で這い上がるか。
誰と、どうコミュニケーションを取ったら、あるいは、
どうやって動いたら、自分の場合は、脱出できるのか。

結果として、どうやって這い上がったか、見えてきたか?

一番の関心ごとは、そこです。

大会のコーチにしても、ビジネススクールの講師にしても、
役割の本質はまったく同じです。

一番重要なのは、本番で、選手が、起業家が、本領を発揮できる
ように、できるだけ下準備をしてあげること。

それが、コーチや講師の仕事だと心得ています。

今回の世界大会の写真をアルバムにまとめました。

ぜひ、覗いてみてください。

世界中の人々の様子が写り込んでいます。

オンラインアルバム

団長デュボワ

第5回世界伝統武術大会開会式

武当山の袁師父(左)と、湖北省政府の費副局長(右)も会場に!

費副局長とは、じつは4年来の友人で、武当山の武術局にお勤め。

武当山の武術学校の管理を請け負っている人です。

WIMAの団体演武。会場から、はじめて拍手が沸き起こりました。

右にいるのは、USチームのJustin、中国語が堪能な本当にいい奴。

もちろん、カンフーマスターです。

黄山は、こういうところ。素晴らしい景色でした。

世界遺産です。

WIMAの今回の選抜選手たち。

さらに詳しい写真は、こちら(↓↓↓)から、たっぷりご覧になれます。

■世界大会開会&閉会式

http://www.flickr.com/x/t/0091009/gp/dproject/5944V8/

■世界大会本番とバックステージの様子

http://www.flickr.com/x/t/0099009/gp/dproject/d0GQ3S/

 ■世界大会中の日常風景

http://www.flickr.com/x/t/0098009/gp/dproject/93A74q/

■世界大会への行きと帰り道の様子

http://www.flickr.com/x/t/0092009/gp/dproject/6a15bt/

■世界大会最終日:黄山観光(世界遺産)

http://www.flickr.com/x/t/0096009/gp/dproject/T0k7Z9/

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秋合宿の参加者、募集開始しました!

本格的な寒さがやってくる前の、最後のアウトドア企画です。

どうぞ、ふるっとご参加ください♪

親子参加、初心者、日帰り、すべてOKです!

まずは、お気軽にご相談ください。

 くわしくは、こちら。

 【担当】木村 【連絡先】070-5459-2246 info@wima.co.jp

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世界大会への道、ふたたび

先週アップできなくて、申し訳なかったです。

さて、あす、武術の世界大会に向けて、中国安徽省黄山市に向けて出発します。

僕が指導をしているWIMA(武当式の武術教室)からも、6名の選手が、
日本代表団に登録されています。
今回は、女性ばかりなので、誰かが「なでしこジャパンだ!」と言ってましたが(笑)
僕はコーチです。

ウェアはadidasです。

伝統中国武術の世界大会は、オリンピック委員会の組織下で開催される、
2年に一度の大きな大会です。
世界92ヶ国、2,000人のアスリート達が集まる、一大イベントです。

前回は、僕らにとって馴染みのある武当山(世界遺産)で2010年に開催されました。

2010年大会開会式の様子!

↑2010年のWIMAチーム。スタジアムの人数のすごさに圧倒されました。

今回は、同じく世界遺産で、中国有数の景勝地、黄山市です。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E5%B1%B1%E5%B8%82

この大会に出場するために、選手は何ヶ月も前から、仕事の合間をぬって
特訓を重ねてきました。

チーム写真は、きのうの朝稽古の前に撮影したばかりです。
撮ってしまえば、ただの「いい写真」なのですが、
ここに至るまでには、それぞれにいろいろな物語や、紆余曲折が詰まっています。

故障、アクシデント、孤独、絶不調、などなど。

出場すると決めてから今日まであいだに、驚くほどの出来事が詰まっています。

今回のWIMAの出場種目は、太極拳のほかに、剣や扇もあります。
前回2年前に比べて、格段に出場種目が増えました。

できるだけのことはやりました。
あとは、元気に出発して、大会そのものを楽しみつつ、実力を発揮するまでです。

それでは、行ってきます!

【大会スケジュール】
7日        開会式
8日〜10日    大会
11日      閉会式

※大会中はブログのアップができません。
その代わり、WIMAのブログで逐次アップできたらと思います。
http://www.wimablog.com/

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