“決めつけ発想”の危険

新しいことに取り掛かる時、未知の要素の多さから、不安や緊張が出てきます。
これは人として当たり前のことです。

だけど、不安や緊張が大きくなりすぎると、過ぎたるは及ばざるが如しで、マイナスな要素が顔を出しはじめます。
「断られたら、どうしよう?」「間違えたら、どうしよう?」「答えられなかったら、どうしよう?」「うまく話が進まなかったら、どうしよう?」「嫌われたら、どうしよう?」
こんな感じで、いくらでも「どうしよう?」は出てきます。

この「どうしよう?」は、一見、問題提起をしているように見えるけど、何の役にも立たない、ただの“決めつけ発想”から来る言葉なんです。
つまり、「きっとマイナスにリアクションを取ってくるだろう。」という決めつけです。

だけど、そんなことはやってみないとわかりませんよね?
話をしてみたら、意外といい反応だった、めちゃくちゃ話が合った、利害がぴったり一致した、潜在的な課題が洗いだされて良かった、など、むしろポジティブなことが目の前で展開する可能性もあります。

だから「○○したら、どうしよう?」などという発想が心に浮かんでも無視して、とりあえず、行動を取ってみてください。
まっさらな気持ちで、取りかかってみてください。

そうすれば、きっと、物事が前向きに進みます。

まっさらな気持ちだから、相手が人であればあなたのまっさらで柔軟な様子が伝わります。
頑なな人には、心を開きたくないけれど、まっさらな人には心を開きたくなるのは、動物の習性です。

相手が物事でも、まったく同じです。まっさらで柔軟な状態で臨むから、ブロックするものがありません。

ぜひ、まっさらな気持ちで、何事にも取り組んでみてください。

来年の2月から、大前研一のアタッカーズ・ビジネススクールで、デュボワ・メソッドの特別講座が 開催されます。

何か、新しいことを始めたい、始めてみたもののうまく行くか不安、という方も、かなりオススメの講座です。

無料でキャリア相談もできるので、まずはガイダンスをうまく利用してみてください。

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豪華顔ぶれの、社長対談集です。

カルロス・ゴーン社長(日産ルノー)、マリア・M・コラーレス社長(当時)(スターバックスジャパン)、リシャール・コラス社長(シャネル)、ティエリー・ポルテ社長(当時)(新生銀行)など、凄い方ばかり。

 『朝日新聞』の書評にも掲載されました。←クリック

まだ、読まれていない方は、この機会に、ぜひ目を通してみてください。一流のビジネスパーソンたちの強さ、エネルギー、温かさ、ビジョンの広さが、行間から伝わる名対談集です。

↑カルロス・ゴーン社長に、マリンバのマレットの使い方を見せています。

↑スターバックスジャパンのマリア・M・M・コラーレス社長(当時)にも。

みなさんの、好奇心旺盛な目の輝きと姿勢に、感動しました。

↑シャネルジャパンのリシャール・コラス社長と。彼も人生を豊かに生きるカリスマ経営者の一人。

うしろには、マダム・ココ・シャネルの写真。

↑新生銀行のティエリー・ポルテ社長(当時)が手にしているのは、僕が書いたマリンバの教則本です。『4本マレットのマリンバ』(3巻・日仏英語)初心者からプロまで、すべての人を対象にした、マリンバ初の教則本です。

この対談本は素晴らしい内容なので、去年、国境を超えて中国語でも出版されました。(中国・台湾で発売中!)

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人生の「選択」と「展開」

先週、旧い音楽仲間に招待されて、文化村のオーチャードホールにコンサートを聴きにいってきました。

友人の名は、フランソワ・ブーランジェ
ラ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の指揮をしています。

↑フランス軍の所属なので「大佐」の称号を持っています。ユニフォーム姿の彼です。

ラ・ギャルド・レピュブリケーヌとは、フランス軍エリートの「親衛隊」(大統領の護衛担当や、国賓を迎える儀式を担当している、フランス軍の「顔」)のことで、これに所属する軍楽隊の指揮者が、フランソワのポストです。

↑ラ・ギャルド・レピュブリケーヌ

↑こうしてパレードをしている姿を、見たことがあるのではないでしょうか。

↑騎馬隊

この楽団のレベルは非常に高くて、世界中で人気を博しています。
もちろん、日本でも大人気です。

とても良い席を用意してくれて、ステージ全体を見渡すことができたため、旧友のフランソワ・ブーランジェだけでなく、かつてオーケストラ団員として一緒に共演したことのある戦友も何人か見かけ、オーケストラ人生を10年送った僕にとっては、なかなか感慨深いものがありました。
所属したのはこのオケではないですが、オケで過ごす人生というのは経験したひとにしかわからない特殊さがあります。独特のライフスタイルがあり、ほぼ毎日同じ仲間と演奏し、同じ仲間と演奏旅行に出かけ、当然、同じ仲間の間で恋愛沙汰もしょっちゅうあったりします(笑)

目の前で素晴らしい演奏を聴かせてくれている音楽家達は、かつての僕の姿でもあります。
演奏している最中の、一挙手一投足のあいまの、ひとりひとりの心の内が、手に取るようにわかるのも、なんとも奇妙な感覚でした。

僕は、生来の一匹狼で、自分で人生を切り開かないと気がすまない性分なので、オケでの人生は非常に窮屈でした。だから、10年目で辞めて、ソリストになろうと決心したのです。
それが僕の人生の、大きな、そして、大切な節目でした。

その節目を経て、僕はソリストになり、マリンバ界の頂点に立ち、そして、さらに新しい地平線に向かってどんどんと道を進んで、今の僕があります。

ひとには向き・不向きがあるので、僕のような選択をするのがベストなひともいれば、それがワーストな場合もあります。いずれにせよ、自分の性分をちゃんと理解して、それに基づいて選択をしていくのが、一番自然でまっとうだと考えています。

コンサートが終わって、すぐに楽屋のフランソワ・ブーランジェの元にかけつけました。
久々の再会に堅いハグを交わします。

実は、彼は指揮者でもあると同時に、優れた打楽器奏者でもあります。
打楽器の世界2大コンクール2つにおいて、いずれも一位を獲った実力者です。
他にもピアノ、オルガンなど、5つの専攻を持ち合わせています。

彼は打楽器の道を選ばずに、指揮者になりました。
そして、僕は打楽器を相棒にソリストになりました。

↑日産のカルロス・ゴーン社長と対談した僕のをプレゼント。ゴーン社長が、僕のマレットにサインをしてくれている写真を見せたら、びっくりしていました。「えーーーー!?本当に、サインしてもらったの?!?!いいねえ!!!」と(笑)

彼も打楽器奏者でもあるので、こういう粋な演出を気に入ってくれたようです。

若い時に別々の道を選んだ者同志が、違う顔を経験を背負って、再会を果たしました。

↑かつて、オーケストラの打楽器奏者として演奏していた頃の僕です。うしろでティンパニを弾いているのが、僕!

この時の指揮者は、ロジェ・ブトリですが、偶然にも、ラ・ギャルドの指揮者でもあり、フランソワ・ブーランジェの前任者でした。

[Colonel François Boulanger

et le Lieutenant Colonel Sébastien Billard

dirigent l'Orchestre de la Garde républicaine]

http://www.francemusique.fr/player/resource/5985-10108

↑ フランソワ・ブーランジェが出演しているFrance Musique(ネットラジオ)の番組。ラ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の演奏も聴けます。

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