奇蹟のレコーディング@目黒不動尊

先週末、とうとう14枚目のアルバムのレコーディングをしてきました。

場所は、あの都内の名刹、目黒不動尊瀧泉寺です。
ここは、日本三大不動で、開山はなんと9世紀の西暦808年。

最初に言っておきますが、音楽を言葉で説明することほど
野暮なことはありません。

だから、どんな音楽になったのか、なんてことはここでは書きません。
(むしろ、書けません。いくら書いても書いても言葉足らずになるばかり。)

ただ、ずば抜けて凄いサウンドが録れた、とだけ言っておきます。

テーマは「瞑想」です。

凄腕の録音エンジニアチームの磯野順一さん、市村隼人さんに
入って頂き、真空管マイク(!!)で、丁寧に録っていきました。

映像ディレクターには、腕とセンスをかってフランス人のGaelに
入ってもらいました。

↑目黒不動尊執事、瀧口康道師と共演。

作曲は、僕フランソワ・デュボワですが、 演奏は僕と瀧口師、ご住職にも入って頂き、

お経も上げていただきました。

↑ HDカメラ3台、真空管マイクを6台、さまざまなところに配置してスタンバイ!

↑映像ディレクターのGael.

↑手にしているのは、真空管です。

精鋭のチームで、全曲合計120分の音楽を、すべてワンテイクで録りきりました。

スタジオ収録をしたことがない方には、その大変さがいまいちピンと
来ないかもしれませんが、実は、これは大変なことなんです。

レコーディングは、スケジュールが遅れると、それだけ大変な損害が
発生します。まさに時は金なり。

↑ケイと呼ばれる仏具鳴り物も使います。

↑上段にいるのが、瀧口師。レコーディング前の週の、リハーサル風景。

だからこそ、決意と気迫と、今までのプロフェッショナルとしての経験を
総動員して、一気に弾きあげました。

↑使った大量の楽器類!!!「アリババの洞窟」=宝物です(笑)。

目黒不動尊は、東京のど真ん中にあるにも関わらず、21世紀の今でも
不思議と穏やかな空気が流れる、杜の中のサンクチュアリです。

↑慈覚大師圓仁の掛け軸です。


これだけ不思議なエネルギーを湛えている霊場なのですが、
たとえNHKの取材カメラでさえも断わられている所です。

↑こおろぎ社のマリンバ「パーフェクション」です。日本のマリンバメーカーで、世界一の音を出します!

↑協力してくれたデュボワメソッドの講師、受講生たち。

デュボワメソッドの音楽ワークも登場します(^^)

だけど、それだけ厳しいところで、なぜ音楽の収録ができたのか。

それは、副住職と僕の個人的なご縁と信頼関係がある、ということと、
今年が慈覚大師圓仁という、日本の仏教界に多大な影響を及ぼした9世紀の
高僧の御遠忌1150年目という特別な年であり、圓仁へのトリビュートアルバムとして
制作させてもらったからです。(圓仁が目黒不動を開山しました。)

さまざまな要素の積み重ねで、奇蹟のレコーディングが実行され、
大成功させることができました。

ご住職・副住職をはじめ、たくさんの関係者の応援とご協力を
頂いて収録されたサウンドは、この世のものとは思えないサウンドです。

お寺の中でも、特に副住職も僕も気に入っている観音堂の中で演奏・収録しました。
観音様に向かって演奏された曲たちは、あたかも目に見えない力に
後押しをされたような、不思議な魅力を含んでいます。

このあと、ミキシングとマスタリングの膨大で緻密で作業が、来月待ち受けています。

また、続報を流します。

どうぞ楽しみにしていてください。

写真撮影 by 磯野順一、市村隼人、フランソワ・デュボワ

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