コミュニケーションの神髄は、たったひとつ!

コミュニケーションにまず大切なのは相手への好奇心です。

東京での生活も、また元のビジネス中心のリズムに戻りつつありますが、
いつまでも、大きなホームシックが残ったままです。
そんな状況の中でも、東京の生活に馴染む手伝いをしてくれているのが、
私が武当山で何を身につけて来たのか知りたい!という周囲の人や
メディアの好奇心あるいは関心なのです。

例えば、今日はNTTコミュニケーションズという会社のウェブ媒体の
ためのインタビューの仕事がありました。
以前に出版した『日本人には教えなかった外国人トップのすごい仕事術』
というカルロス・ゴーン社長らをお招きして作った対談本の中身を基に、
インタビューが展開されたのですが、その中で多くの日本人は、
英語が苦手だから外国人や異文化とのコミュニケーションが苦手、
という意識を持ってそれがコンプレックス化している、という話が出ました。

私は、英語がまったくできない、あるいは、ちょっとしかできないことが、
外国人とコミュニケーションを取る際のハードルになるとは思っていません。
いつだって、何かしらの手段が存在するはずだと考えているからです。
必要なら、肝心なディテールや相手の文化背景から来る言葉の
真意を確認してくれる第3者のサポートは、その気になればいつだって得られます。
それよりもまず大事なのは相手への好奇心を持つことに限ります。
それがあってこそのコミュニケーションでしょう。
好奇心と伝えたいという思いがあれば、例え、言葉を知らなくても、
こちらはジェスチャーを交えたりするし、相手の眼差しや態度をじっくり
観察するようになります。言葉はたくさんある手段のうちの一つでしかないわけで、
他の手段もせっかく人に備わっているのに、自信のなさからか、
ほとんど使われていないのが現実です。
人間は、本来自然とお互いを理解できる能力を持っているはずですから。

例えば、中国での私の体験を話しましょう。
なるべく中国社会に深くとけ込みたかったので、たくさんの人と
コミュニケーションを取り、できるだけたくさんのことを理解しようと努めました。
でも、実際には「ニーハオ」と「シェシェ」しか言えない私は、
他に持っているすべての感覚に頼らざるを得なかったわけです。
それに朝から晩までの稽古のせいで、語学を学ぶどころではありませんでしたしね。

そんな中、いつも武術学校と稽古場であるお寺の往復を繰り返しているちに、
門前にある売店や食堂のおじさん達と親しくなっていきました。
食堂のおじさんは、いつも私に武当山でなるみかんをくれたりしていました。

おじさんは毎日私が通るのを見ている内に、
私の稽古内容がキツそうだということを察してくれるようになり、
足を引きずる日などは励ましの目線を送ってくれるようになってくれていました。

最後の日、食堂に座るように手招きしてくれたおじさんは、
なんと次から次へと料理とお酒を振る舞ってくれたのです。
私と楽しい時間を過ごしたい、という思いが具体的な行動になって現れたわけです。

たった二言の中国語の会話能力でも、こんなに楽しい時間を過ごすことはできます。

しかも、これはたくさんある出会いの中の、ほんの一例です。

同じ言葉をしゃべっていても、お互いに無理解でいることもありえます。
周囲を見回して見てください。実例がごろごろしているでしょう?

好奇心さえあれば、コミュニケーションのハードルなんて大したことありません。


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指導員のZhan Sen。

彼とはお酒の席の度に、いっしょに盛り上がる友人。

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