デュボワ・メソッド・ブログ

キャリア・デザインのトレーニングメソッド:「デュボワ・メソッド」にまつわる公式ブログ

武当山から

※11月1日から来年2月4日まで、
中国の武当山にこもって
内家拳の修行をしています。

滞在中は、メールを読めないので、メールのかわりに
よかったらお手紙をください。
住所を書いておきます。
(ただし、返信はできませんので、ご了承ください。)

Attention: Francois Du Bois

The Academy of Wudang Taoist Wushu Arts,

Zi Xiao Palace, Wudang Mountain,

Shi Yan City, Hu Bei Province,

China 442714

こんにちは。
デュボワのマネージャーの木村彩です。

突然ですが、今日のブログは本人に替わり、私が代筆させて頂きます。

というのも、武当山で修行中のデュボワ本人は
予告通りメールをほとんど使えない環境で、原稿のアップができません。

技術的には可能なのですが、向こうの武術の師匠から
「日本との連絡は絶つように。君には山の中での修行に集中していてほしい。」
との言いつけもあり、メール&ネットは一切禁止されてしまったのです。

では、なぜそんな話がここでできるのかというと、
唯一の「電話」という手段で本人から聞くことが出来たからです。
それも師匠に隠れて電話をする、というのが実状です。
電話がバレたら、また怒られます(笑)。

そうそう。前回までのブログは日本にいる間に本人が
書きためておいた原稿だったので、今回のブログから
本当に「武当山の日々」をお届けすることができます。

これから2月までこんな感じでマネージャーの代筆で
現地情報をアップしていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

****

まず、はじめに、武当山の1日は、朝5時から5時半起床で始まるそうです。
稽古が6時半からはじまるので、それまでにウォームアップを各自行います。

稽古の中身は、いきなり蹴り1時間、
八卦掌の歩行法だけひたすら1時間、
などなど過酷なメニューが容赦なく続きます。

1日中練習がつづき、その合間に休憩や食事を取ります。

稽古はスパルタ式だそうです。
基本的にできなくなってその場に崩れても、
できるまでやってくださいと、師匠の厳しい言葉や、
時には手が飛んでくるそうです。

聞いているだけでスゴイですね。

外国人であろうと何であろうと
一度学校に入ったからには、
全員平等に厳しい修行を積んでもらうというのが、
師匠の意志だそうです。

稽古の内容は基本的に八卦掌、太極拳、気功、瞑想と多岐にわたります。

これらが夜まで続いて、寝る頃にはフラフラ。
毎晩22時にはもう寝ているそうです。

そして、寝る直前に日記を書きます。
今日一日あったこと、感じたことを書き留めます。

師匠は、guan yongxingという25歳の若い男性です。
聞くところによると、かつては少林寺で禅僧だったのですが、
思うところがあり下山して武当山にやってきた、
という何やら背景を背負っている人物だそうです。

とても繊細な心の持ち主ですが、
非常に厳しい修行を強いる容赦のない側面を持ち合わせています。

ただし、稽古の時間以外は、とてもやさしいそうです。

学校にはたくさんの生徒さんが全寮制で生活をしています。
就学年齢になるとここに入学して来て、武術の練習をしながら、
学校教育も受け、高校生くらいの年齢になると卒業していく、というのが
ここの基本スタイルです。

そして、デュボワのような外部の人も受け入れています。
白人やアジア人、もちろん、中国人もいます。

修行の期間は1日、あるいは数年、とそれぞれに異なります。

食事は道教の山なので基本的にベジタリアンですが、
外国人や中国人の留学者は基本的に何でも自由に食べて良いそうです。
ただし、お酒は禁止されているので、みんな隠れて飲んでいるとか(笑)!

それでも、時々、見回りで見つかることがあるそうです。
まるで、高校生の寮生活ですね。

来週も、また練習のエピソードやそのほかの生徒さんの話などを
紹介していけると思います。

デュボワ宛ての励ましのコメントなど、大歓迎です。
すべてに目を通して本人に伝えます。

それでは、また来週お会いしましょう。

【デュボワ・メソッド・ブログは毎週木曜日更新です】

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『日本人には教えなかった外国人トップのすごい仕事術』

一見、無謀に見えるチャレンジを実現するには:その二


※11月1日から来年2月4日まで、
中国の武当山にこもって
内家拳の修行をしています。

滞在中は、メールを読めないので、メールのかわりに
よかったらお手紙をください。
住所を書いておきます。
(ただし、返信はできませんので、ご了承ください。)

Attention: Francois Du Bois

The Academy of Wudang Taoist Wushu Arts,

Zi Xiao Palace, Wudang Mountain,

Shi Yan City, Hu Bei Province,

China 442714

東京での今の仕事の量や、内容、責任の重さ、などを考えて、
この3ヶ月の修行計画を実行するには、とても慎重でした。
個人向けデュボワ・メソッド・スクールの運営、法人の研修、
企画中の本のことで編集者とのやりとりなど
穴を開けてはいけない仕事があまりにも多すぎるからです。

だからこそ、突発的なことをしては、信頼を揺るがしかねません。

だいたいどんな場合でもそうですが、この武当山の企画も
はじめは本当にぼんやりとしたまったく秩序だっていないアイデアだけで、
周囲のごく近い人にしか話をしていませんでした。

例えるならば、小さな苗木のようなもので、
まだ小さいうちに思わず踏んづけてしまわないよう
慎重に育てていかなくてはいけない。
でも、それがのちに大きな楢の木になるかもしれませんよね。

東京の武術の師匠である相良先生にも、今回の武当山行きについての
承諾を得ました。
いつも仕事を手伝ってくれている人が、運良く中国に旅行に行く、
と言う話をしてきたので、旅程を変えてもらって武当山に武術学校を
下見してくれないか、と頼んだのです。
向こうには武術学校がいくつかあり、その中で自分にとって
ベストなところを選んでもらえるように依頼しました。

彼女の中国からの帰国後、相良先生立会いのもと、実際に訪れた4つの
武術学校の資料と写真を見せてもらいました。

相良先生は、生徒さんの表情を見て、
いま私が通っている学校を迷うことなく選びました。
協力してくれた人も、まったく同じフィーリングでした。

ここでも、身近な人の意見を聞き入れています。

実際、この武術学校が武当山で一番古く、内家拳の学校としてもっとも優秀で
山を代表しているくらいなのですが、この時の決断はネームバリューや肩書きではなく、
エネルギーや感性でされました。

この頃から、相良先生と個別稽古を始めるようになりました。
向こうに着いたときに、恥ずかしい思いをしないように
もっとレベルを引き上げておこうと決心したからです。

わたしの元教え子の一人に中国人がいるので、彼女に依頼して
学校との事務的なやりとりをしてもらい、わたしの滞在予定や
相良先生からの推薦状などを送ってもらったりしました。
今年の1月はじめには、「お待ちしております」という旨の返事が来ました。

このタイミングで、講談社の『日本人には教えなかった外国人トップのすごい仕事術』
を一緒に出した編集者に今回の件を話したところ、びっくりされてしまいました。

と言うのも、デュボワ・メソッドが有名になりつつあり、
本来なら、今こそ日本に留まっていろいろと仕事を積極的に広げて
いかなくてはいけない大事な時期を生きている、そんな真っ最中に
なぜあえて日本を3ヶ月も離れる、などといううリスクを取るのか?
肉体的、精神的な挑戦をする、その真意を深く知りたい、
ということで、大いなる興味を持って話を聞いてくれたのです。

そこで、「これを本にされるおつもりはないですか?」と。
「日本のサラリーマンにとって、デュボワさんがチャレンジされようとしていることに
なにかの大事なヒントが隠されているような気がするんです。
普通の発想では出来ないことをしようとしている。
でも実はそこに普遍的な意味があると思います。」と。
わたしの経験のエッセンスの部分を、ビジネス書にしようという話になりました。
「僕が企画書、書きます。」

だいたいのやり取りはこんな感じでした。

企画も無事通り、この本は来年の春以降に出版予定です。

わたしも、この展開には驚きました。
まさか、こういう形でこの話が本になるとは、しかも
ビジネス書になるとは。

こうして、少しずつ、物事が前に進んでいって、
一つ一つが収まるべき場所に収まり始めていきました。
そうすることで、周りの人たちも、段々とこの企画への信頼感を
増していき、9月の末ごろには、ほぼすべての物事が解決、
処理済になって、あとは旅の準備をして出発をするのみとなりました。

少しずつ外部のクライアントにも話をすることができるタイミングに来たので
話をしていきました。

突然に聞こえるかもしれない計画も、綿密に用意をしていって
ひとつひとつ、無理の出ないようにこなしていけば、かならず
実現可能なものになってくるのです。
そうでないと、ただの「不愉快な事件」として、自分にも周りにも
嫌な跡を残しかねませんね。

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中国からもひきつづきアップしますので、楽しみにしていてください。】

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『日本人には教えなかった外国人トップのすごい仕事術』

一見、無謀に見えるチャレンジを実現するには:その一

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すべての始まりは、去年の9月、フランスに一時帰国していたときに
見ていたTVのドキュメンタリー番組でした。
フランスとドイツの共同チャンネルARTEで、武当山のことが取り上げられた
番組を見ながら、ふと私の中で「カチ」と音がして閃いたのです。

「私はもう長年中国武術の練習に励んできているし、
真剣に取り組んでいる。もし、武当山に行くなら今しかない。
そうでなければ、一生行かないだろう・・・。」

しかし、そんな考えはすぐに頭から追い払いました。

でも遅すぎたのです。
その考えは、すでに私の頭の中に居座っていました。

新しい方向性や新しいチャレンジが目の前に現れると、
いつもすることがあります。それは周りの近しい人に正直に話をしてみて
反応を見るのです。これは私独特のやり方です。
話をしてみて、どれだけ周囲の人たちにもモチベーションが現れるか、
そして、それがマジョリティーの反応だとわかると、きっといい方向性、
チャレンジに違いない、という判断基準にしているのです。

そういう意味では、一度、僕の慶応の教え子たちの前で講演を
してくれたカルロス・ゴーン氏の言葉に、私は常に忠実であり続けていると思います。
彼はあの時「自分の側近は、慎重に選ぶべきだ。慎重に選んだら、
あとは真剣に彼らの言葉に耳を傾けることだ。」と言ったのです。

中国滞在の話を披露するたびに、「すばらしい!」や「うらやましい!」といった
興奮しきった言葉があちこちから聞こえてきました。
母でさえ、今まで自分を成長させるために自らに課した課題の中で一番
素晴らしいアイデアだ、と言ってのけたのです。

すべての信号が青になりました。

そして、この3ヶ月という長い留守を実現するべく、少しずつ準備をしはじめたのです。
東京でのあわただしい毎日から抜け出し、3ヶ月間まったく別の世界で
別の時間の流れで生きるには、それなりの周到な準備が必要となってきます。
ひとつひとつの東京での活動を吟味して、どうカバーするか、
どうこなしていくか、どう問題をクリアするか、いちいち真剣に検討していきました。

次回のブログでは、どうやって具体的に計画を進めていったかを
お話しましょう。

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『日本人には教えなかった外国人トップのすごい仕事術』

わざわざ修行に行く理由

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どんなささいな行動にも、何かしらの理由があるからこそ
それが具体的な行動となるものですね。
ときには、一番の理はこれだ!と思っていたものが実はそうでもなく、
もっと深く掘り下げてみると、自分でも意外な真実の理由が
出てきたりするものです。

私が中国に旅立とうと決心したことについての真実の理由が
何なのか、まだわかりきってはいないと思います。
それがはっきりとするには、ある程度の時間と経験を経る必要があると
感じているからです。

ただ、様々な理由を紙に書き出しているうちに、
自分にはたくさんの理由があるのだな、ということに改めて気がつきました。
それらを思いついたままに正直に書き出してみたいと思います。
順番に優劣などありません。
みなさんにとってのそれぞれの受け止めかたあると思うので、自由に捉えてください:

●身体能力の向上と、武術の練習の質を高める。

●デュボワ・メソッドの有効性をさらに高め、完成度を上げる

●自分の精神力と集中力をさらに上げる

●もう一度、独りでシンプルな人生を送ることを学びなおす

●独りになることで、文化、生い立ち、言葉、生活のリズム、その何もかもが違う
ひとたちと共に生きることを学びなおす

●居心地の良い社会環境(多くの方から支持され、尊敬され、居場所があり、守られた状態)
から離れ、自分自身と距離をとる

●周りの近しい人達や次世代の講師達が、わたしのプレッシャーや影響力のないところで
それぞれに自律して成長することを促す

●より謙虚になる

●よりオープンになる

●より物事を尊重する

●求められた姿に、より相応しい自分になる

これらのうち、どれが一番大事な理由かはこれを読んでくださっている
ひとりひとりの感性の判断にお任せします。

もしかしたら、理由は複数あるのかもしれません。

あなたなりのコメントや感想など、ぜひコメントとして残してくださると
うれしいです。

それでは、また会いましょう。

【本文は、中国へ出発前に書かれました。】

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『日本人には教えなかった外国人トップのすごい仕事術』

出発

こんにちは。
きょうはみなさんに大事なお知らせがあります。

11月1日(土)から2009年の2月まで、日本を離れて、
中国の山中で修行をしてきます。

私は、10代の頃から武術を長年学んできていますが、
いま、特に内家拳(ないかけん)と呼ばれる武術を深めようと日々修行をしています。
この内家拳とは、太極拳、八卦掌(はっけしょう)、そして形意拳が含まれています。
私は、その中で八卦掌と呼ばれる武術を学んでいます。
みなさんが良く映画で見知っているのは、少林拳や詠春拳などの外家拳が多いのですが、
これとはまた流派が違います。

メソッドを体験した方ならおそらくご存知だと思いますが、
私自身と内家拳の関わりが、デュボワ・メソッドの形成にとても重要な役割を果たしているのです。

人を内側からもっと逞し、自力で人生を切り開いていくためのツールがデュボワ・メソッドですが、
その方法論や哲学の根底には武術があるのです。

とくに、内家拳では身体の中のことを鍛錬します。
そして、この修行は道教と深く結びついているものなので、
私が今回修行に行く先は「武当山」」と呼ばれる、
道教の総本山で、現在、世界遺産に登録されている山なのです。

と、ここまではかっこいい話ですが、実際は内陸の冬山なので、慣れない寒さや、
水事情、食事のこと(今までとは違う食べ物)、暖房の状態、などなど
実際はどうなっているかさっぱり分からないことがたくさんあります。
電気も、時々停電することを覚悟しておきます。
向こうでは、1日8時間のトレーニングをします。

自分にチャレンジをしたかったのです。

実のところ、この決定は去年の9月、つまり1年前から計画していました。
会社の活動に影響が出ないように、また、クライアントに迷惑がかかったり
不安が出ないように、たくさんのことを計画し準備してきました。

次回のブログで、なぜ修行に行こうと思ったのか
その個人的な理由もお話しましょう。

現地では、インターネットが繋がるかどうかまったく分からないので、
もシかしたら、手紙でブログの原稿を東京に送って
東京のスタッフがアップデートするかもしれません。

何ごともチャレンジ。

たのしみにしていきましょう。

これもまた、数あるキャリアの作り方のひとつの方法だと考えています。

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中国からも、ひきつづきアップしますので、楽しみにしていてください。】

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『日本人には教えなかった外国人トップのすごい仕事術』

ミニトークショー&サイン会の様子

先日の21日火曜日に、新刊『いつも、いい方向に人生が動く1%の人たち』
ミニトークショー&サイン会が、青山ブックセンター六本木店でありました。

ABCさんと青春出版さんの運営がすばらしくて、心を込めて一生懸命仕事を
してくださったのが伝わりました。
ほんとうにありがとうございました。

たくさんのお客さんが時間通りに集まってくれて、売り場の一部をアレンジして
作られた会場には、はじめてお会いする顔から、馴染みの顔まで、さまざまな
年齢や性別、国籍の方であふれていました。

この日は、本の1章にでてくる、セクション10
「自分の中に沸いてきた違和感を識別する」を取り上げて、個人的な体験談を
交えながら、このセクションへの思いを話しました。

トーク後の質疑応答の時間では、実はとても驚いたのですが、
みなさんの質問が実に難しくていい質問だったんです。
こういう場では、だいたい「この本を出すに至った理由は?」などと言う質問や
「わたしは●●という悩みがあります。どんなアドバイスを下さいますか?」という類の
質問は良く出るのですが、今回はまったく違って、かなり読み込んだりあるいは
トーク内容をじっくりと聞いて、そこからあえて突っこんだ質問をしてみる、という感じでした。

例えば、「いつもエネルギッシュですが、エネルギーの源はどこにあるのでしょうか?」と言った
わたし個人に関するものや、「初対面の人と会ったときは、どこを見ますか?あるいは感じるのでしょうか?」と
言った鋭いものがありました。

実は答えが一つではない質問ばかりだったので、
一瞬、どうやって答えるのが一番分かりやすいか、と考えてから話はじめました。

例えば、エネルギー源の話をすると、ライフスタイルや、食べ物、睡眠、身体のケア、
そしてどういう人たちと関わって生きているか、などに意識を向けて毎日を過しています。
というのも、他人の足を引っ張ってしまうほどに「非建設的なエネルギー」を発している
人たちとお付き合いが過ぎると、関わっている周りの人たちのエネルギーの消耗も
無駄に激しくなってしまうのです。

初対面の人と出会ったら?という質問にも、とても考えました。
まず、わたしは見る、というより相手を感じるタイプなのですが、
これには、自分の直感を信頼しなくてはいけないというベースがあります。
自分の直感を信頼するには、ある程度の訓練が必要になりますし、
間違いをくり返す、プロセスをある程度こなさなくてはいけないのです。
目や手を見てビジュアルで判断する、というほど、簡単ではないことなんですね。

こうして深い質問をぶつけてくれて、とてもうれしかったですし
どういう方が本を読んでくれていて、デュボワ・メソッドの考えを実践しようとしてくれているのかが
良く見えて、とてもいい経験でした。みなさん、それぞれの人生において
うまく実践しようと試みている熱意がとても伝わりました。

デュボワ・メソッドは、実践の哲学だと思っています。
動かないと、何も始まらない。
ほんとうにそう思います。

火曜日に来てくれたみなさん全員に、もう一度お礼を申し上げます!

友人のKazが撮った写真がたくさん載ったブログはこちらから:

http://shiology.com/shiology/2008/10/1442-081021-1-6.html

明日は、千葉商科大学で公開講座があります。
無料なので、ぜひ、遊びに来てください。

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自分の意見を持つことがなぜ大切なのか

仕事でも、プライベートでも、いつでもうまく物事が収まるように
願い続けるのが人情だと思います。

特に日本の場合、滞りなく進む&収まる、という精神があちこちで
見受けられるものですね。

しかし、それがいつもうまく行くとは限りません。
時には衝突があったり、落とし穴があったり、なにかと難しいことが
山積みだったりするのが、我々の日々の生活でしょう。

実は、決断をする、ということと対極にあるのが、時間の経過に任せることなんです。
確かに時間が解決する話もときにはあります。
でも、それは自分で動いた結果ではなく、偶然の賜物によるものです。
そこに甘んじてしまうと、本来は取り組むべき自分の指導力の弱さや
責任を取りたくないという本音を隠すのに好都合なのが、時間なのです。

例えば、仕事の忙しさや様々な理由にかこつけて、
父親が子供の躾や教育をすべて母親に丸投げにしてしまうというのも、
本質が同じだと感じています。

例えそこで子供が問題を起こしても、
1)自分にはどうしようもなかった
2)あまり考えずに、とりあえず目の前に出てきたソリューションを掴んでみる。
そして、時間の経過共にそのうちことも収まるだろう、という期待をどこかで持ってしまうのです。

仕事でも同じです。
マネージャーなどの、部下を持つ立場になると、もっとも大切な資質のひとつに
「聞く力」を挙げます。たしかに、人の話に耳を傾けるのはとても重要なことで、
話が聞けないマネージャーは困りものです。

しかし、それだけでも、マネージャーとしての資質は足りません。
時には決断をして前に進んでいかなくてはいけないときもあります。

決断をしないと、関係者全員によくない影響が出てくるばかりか、
組織全体にも悪い結果をもたらす原因になってしまいます。

いい決断ができるようになるためには、例えば、先に出た父親の例だと
まずは自分の価値観をしっかりともつこと、そして、自分の感情をきちんと持つこと。
それらがあることで、なるべく自分の弱点に引きずり回されることを
避けることができるようになるでしょう。

決断を取るときは、時には自分にとってあまり都合の良くない話もあります。
でも、それでも状況がそうしなさい、と言っていることがあると
自分の意思に逆らって、決断をすることがあります。
それに自分が受けてきた教育や持っているポリシーに反することも時には
決断しなくてはいけないものです。
これからのことは、少しずつ生きていくなかで体験してきていることです。

結局は、自分の内なる逞しさが備わっているかどうかで、
決断に動揺しない自分を創っていくことができるのだと感じています。

フランソワ・デュボワ ミニトーク&サイン会
10月21日(火)19:00-20:00
青山ブックセンター 六本木店
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200810/20081021.html


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自分を正当に尊重する『いつも、いい方向に人生が動く1%の人たち』より

すでに多くのみなさんがご存知のように、
つい1週間前に、『いつも、いい方向に人生が動く1%の人たち』という本を
青春出版から出しました。

これは7月末に出した、ダイヤモンド社の『デュボワ思考法』を補完したり、
一緒に読めるように編集をしてある、とても手軽なデュボワ・メソッド本です。

この本では、デュボワ・メソッド式のアイデアや、前進するためのヒントがたくさん登場 しています。

チャプター1は『自分のことを正当に尊重する』というセクションからはじまります。
実は「自分を正当に尊重する」ということ自体が、なかなか正確に把握されていなかったり、
実行されていなかったりしているからこそ、まっさきにこの話からはじめています。
これがきちんとできるかどうかで、その後の道の展開の仕方に影響を及ぼしてくると感じています。

まずは、自分を知ること。自分が何者かどんどん探っていって、自分が何を実現したいのかも
いろいろな方向から探ること。
同時に、もしかしたら、やりたいことは変化するかもしれない、という柔軟な意識を持つこと。
人生の出会いや思わぬ出来事にも、扉を開けたまま前に進む。

さらに大事なのが、自分はどう感じているのか?をきちんと知ること。
自分の感情に意識的になり、例えば、この人のことが好きかどうか?この仕事が気に入っているかどうか?
という単純な質問に明確に答えられるかどうか。

生きていれば、時には怪しい方向や道も出てきます。
そんなとき、それらをきちんとかぎ分けられるようにする。

人の話に耳を傾けすぎているうちに、いつの間に人の意見がないと逆に自分では何もできなくなって
しまったりするということが起きてしまいます。
周囲に頼りすぎて、自分で考えようとしない。
そのうちに、本当にまったく自分の意見がわからなくなってしまって
人の意見に振り回されっぱなしの人生になってしまう。

しかし、一方で、自分を尊重することと勘違いされやすいのが、わがままになることなんです。
「私はこれが好きで、こう思うから、何をしようとわたしの好き勝手でしょう?」という
考え方などがそのうち大いなるわがままへの道をひらいてしまいます。

しかし、それを繰り返しているうちに、自分の意見は絶対正しい、
という発想になりかねません。
そして、それがどんどんエスカレートすると、そのうち周囲の人も離れていってしまいますね。

つまり、自分を尊重することは、人生にとって基本となる大事な価値観を見つける
ことと同じなんです。
それがベースになって、様々な展開がある。
ベースがあってばじめて自分に足りないものが何かが見えてきますし、
成長していくことができます。
また、自分というベースが理解できているから、人にも理解が行く。

あなたやわたしの人生に登場する壁の本質は、結局、だいたい似ているということが
多いのです。つまり、自分の壁が分かると、他人の壁も分かる。
そうやってお互いがお互いを支援し始めると、つまりは自分支援にも繋がってくるのですね。

自分を尊重することは、あなたの人生の土台作りにあたるのですね。

フランソワ・デュボワ ミニトーク&サイン会
10月21日(火)19:00-20:00
青山ブックセンター 六本木店
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200810/20081021.html


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8月1日(金)発売

『デュボワ思考法』(ダイヤモンド社)


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『日本人には教えなかった外国人トップのすごい仕事術』

『いつも、いい方向に人生が動く1%の人たち』新発売!

『デュボワ思考法』(ダイヤモンド社)が出て、ただいま大ヒット中です!
みなさま、ほんとうにありがとうございます。

そんな中・・・・新しい本が出ました!

10月1日に発売の
『いつも、いい方向に人生が動く1%の人たち』(青春出版社)

これは、『デュボワ思考法』とほぼ同時進行で進めてきた本で
2冊セットで読めるように、随所に工夫を施した1冊です。

実は、わたしは老子の本が大好きで、
いつもふと手にとって、ぱっと適当に開いたページを読む、
という手法を取っています。

そうして、偶然開いたページのメッセージを大事にしています。

それと比べるのはとても厚かましいのですが、
わたしの本も、老子の本のように「ぱっと開いたところを読める」という作りにしたかったのです。
デュボワ・メソッドの参考書みたいな感じですね(笑)。

実際、『デュボワ思考法』とセットで読むと、
とても分かりやすい構成になっています。

ぜひ、「セット読書」をお試しください!

そして、このたび、この新刊本の発売を記念して
無料のミニトーク&サイン会を開催することになりました。

ぜひ、ふるってご参加ください!

フランソワ・デュボワ ミニトーク&サイン会
10月21日(火)19:00-20:00
青山ブックセンター 六本木店
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200810/20081021.html


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★ 近著のお知らせ! ★

8月1日(金)発売

『デュボワ思考法』(ダイヤモンド社)


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実力を上げるための、2つの方法:その2

さて、先週に引き続き、実力を上げる方法の話です。

実力を上げるには、ずばり2つの方法があります。

ひとつは、得意なことをとことん伸ばす。
もうひとつは、得意でないものにチャレンジしてみる。
先週は、こんな話をしました。

じゃあ、私の場合はどうでしょうか。
実は、両方をちょっとずつやってきている気がします。

小さい頃からピアノは結構得意なほうでした。
練習をしていてあまり難しく感じることはなかったのですが、
面白いことに、むしろ打楽器、なかでも、鍵盤打楽器は
ほんとに苦手だったんです。

信じられないでしょう????

いまやマリンバ専門家の私の、秘密の過去です(笑)。

たぶん、自分に対する大きな課題だ、と感じていたのでしょう。
そのために、わざわざ鍵盤打楽器を専門に勉強しはじめて
プロにまでなったのだと思います。

今になって、この選択については、まったく後悔していません。
この経験を通じて、できないことができるものに転じる喜びを
味わうこともできたし、それが大きな自信にもつながったからです。

それに、こういう体験をしていると、心が逞しくなります。

つまり、ひとつの成果を得る中で、
実は目に見えないもっとたくさんの成果を手にしているからです。

その一方で、書き物にも手を出し始めました。
もともと書くことは得意なほうだったのですが、
書いてみませんか?という提案を頂いて、そのままいろいろな
テーマで書く仕事をさせてもらってきています。

この分野に関しては、無茶苦茶無理をしてがんばってきた
というわけでもありません。

苦手なものをがんばる一方で、得意なことをさらに伸ばす、という、
まさにバランスですよね。

何をどういう力配分でやるかについては、結局、
どういうタイミングで物事がやってくるか、
そして自分は直感的にどう感じているか、にもよると思います。

あまり周りの人の意見を聞きすぎず、むしろ、自分がどういう方向に行くのが
状況にとって最も相応しいのか、そして自分もハッピーになるのか
を感じたままに素直に選択することが一番だと思います。

世の中には、上達しなくてはいけないもの、避けては通れないもの、
興味がなくても取り掛からなくてはいけないもの、そういったものが
たくさんあります。
なぜなら、あなたの進む道のど真ん中にそれがドンと居座っていて、
そこを通過しないと、次にいけない仕組みになっている場合があるからです。

例えば、私の経験では、書類作りでした。
いわゆる、手続きに必要な書類作りがほんとに苦手だったのです。
若い頃は、できるだけ避けて通りたいと常に思って生きていましたし
もしかしたら、それが嫌で嫌で音楽の道に行ったのかもしれないくらいです(笑)。

でも、よくよく辺りを見回してみると、成功している音楽家は、みな書類作りがうまいことに
気がついたのです・・・・。

奨学金を得る。
コンサートの契約を取る。
キャリアのありとあらゆるステップを上がるには、
上手な書類作りが欠かせなく、それらが上手な音楽家が結果を
手にしている、という事実に気がついたのです。

“なんだ・・・・結局、避けて通れないのか・・・・。”

それがわかってからは、嫌々ながら、書類作りをきちんとやるようになりました。
はじめは、そういう仕事が得意な父に手伝ってもらい、
そのうちコツがつかめるようになると、自分で進んで作成するようになり、
今では得意なものの一つになってしまいました(笑)。

慶應義塾大学で私が開講した「キャリアマネージメント」のクラスも
説得力のある授業草案を作成してプレゼンできたからこその
成果なんですよ。
(だって、音楽家が指導するキャリアマネージメントなんて、
今と違って、当時はまだ認知されること自体が難しかったですからね。)

みなさんも、自分の進んでみたい方向性を、おおまかでも良いので
描いてみてください。
そうしたら、その過程で、避けては通れないモノやコトが見えてくるでしょう。
こうなったら、何はやっておいたほうがいい、とか、これはやっぱり避けて通れないね、
というものに少しでも着手していくことをおすすめします。

最初は「ゲ」と思うような嫌なことでも、やっているうちに
得意になる可能性が大です。
私で実証済みです(笑)。
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